サシャ・バンクスが新王者!WWE RAW大会+『AAA エロエス・インモルタレス2016』

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 10月4日(現地時間・放送日)に放送されたRAW大会は、極悪権力者夫妻(トリプルH&ステファニー・マクマホン)と決裂したセス・ロリンズが実力行使で、現WWEユニバーサル王者ケビン・オーエンズへの挑戦に向けてアピールした。番組中、オーエンズは親友のクリス・ジェリコと登場し、2人でロリンズはオーエンズに完敗したのだから、もうリマッチなど受ける必要ないとアピール。逆に自分らは最高のタッグチームでもあるので、タッグ王座に挑戦していいはずだと主張したのだった。そして、タッグ王座への挑戦する資格があるか試す形で、現タッグ王者のニュー・ディと対戦したのだった。しかし、試合中にロリンズが現れる。ロリンズに気を取られたオーエンズとジェリコは敗れてしまい、更に試合後にジェリコにペディグリーを決めるロリンズ。王座戦へ猛アピールを敢行したのだった。
 またメインでは女子王座戦が組まれ、王者シャーロットにサシャ・バンクスが挑戦。サシャ・バンクスを極めて遂にシャーロットを破り新王者となった。

■ WWE RAW大会
日時:2016年10月4日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス

<RAW女子王座タイトルマッチ>
○サシャ・バンクス(挑戦者)
 バンク・ステートメント
●シャーロット(王者)

<タッグマッチ>
○シェイマス、セザーロ
 ピンフォール
●ラウル・ホワイト、マーク・キャラダイン

<シングルマッチ>
○トニー・ニース
 ピンフォール
●リッチ・スワン

<タッグマッチ>
○ニュー・デイ
 ピンフォール
●ケビン・オーエンズ、クリス・ジェリコ

<タッグマッチ>
○カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ
 ピンフォール
●ゴールデン・トゥルース

<シングルマッチ>
○サミ・ゼイン
 ピンフォール
●タイタス・オニール

<シングルマッチ>
○ブラウン・ストローマン
 ピンフォール
●チェイス・シルバー

<シングルマッチ>
○ブライアン・ケンドリック
 ピンフォール
●TJパーキンス

 10月2日(現地時間)にメキシコ・ヌエボ・レオン州モンテレイで『AAA エロエス・インモルタレス2016』が開催された。
 AAA創設者であるアントニオ・ペーニャ氏を讃える大会であり、毎年、アントニオ・ペーニャ杯というイリミネーションマッチが行われる。また、このアントニオ・ペーニャ氏はルチャリブレの専門家、ミルホンネット看板記者、寺内1/2兵衞と深い交流があり、そのエピソードがマット界舞台裏’13年10月17日号飯伏幸太W1聖地TNA激震パンクラス20年横浜ベイダー水色革命に掲載されているので、是非、読んで頂きたい。無料ブログでは読めない、寺内1/2兵衞記者の貴重な写真ととびっきりのエピソードが満載で大好評だ。

 さて、今大会は、あのWWEを離脱したアルベルト・デル・リオことエル・パトロン・アルベルトがAAA復帰戦を行う事になっていたが、試合当日に会場に現れず。なんと空港にいく前にレストランの駐車場で暴漢に襲われて怪我を負ってしまい欠場となってしまった。その為、メインは急遽、AAAラテンアメリカ王座戦に変更となり王者ジョニー・ムンド(ジョン・モリソン)がマネージャーのタジャのローブローでエクトール・ガルサJr.を倒して王座防衛。バットエンドとなってしまった。
 セミファイナルでは遂に究極の決着戦、マスカラ・コントラ・カベジェラ(敗者、覆面剥ぎ、髪切りマッチ)でダガとオーストラリアン・スーサイドが対戦。抗争を続ける両雄が遂に覆面と髪の毛を賭けて激突。試合はなんとダガが流血しながらジャベを極めて勝利。オーストラリアン・スーサイドは本名ブロデリック・シェフィールド、国籍オーストラリアと明かされ、遂にマスクを脱がされる事となった。
 そして本来はメインで行うはずだったタッグ戦はアルベルト欠場の為、3WAYマッチに変更され、ドクトル・ワグナーJr.、サイコ・クラウン、パガノが対戦。しかし、テクニコのサイコに、ルードのワグナーJr.、パガノという事で実質1対2になってしまう。しかも現在、ワグナーJr.、パガノ共にサイコ・クラウンと抗争中だけにサイコは圧倒的に不利となってしまった。そこにサイコ・クラウンの仲間、サイコ・サーカスのマーダー・クラウン、モンスター・クラウンが応援に駆け付けた。と思ったら、なんとマーダー、モンスターはサイコを裏切りパガノと結託。衝撃のルード転向となり、周り全てが敵となったサイコはワグナーJr.の軍門に下って、火炎テーブルに叩きつけられて敗れてしまった。孤立無援となったサイコ・クラウンはどうなってしまうのだろうか?

■ AAA エロエス・インモルタレス2016
日時:2016年10月2日(現地時間)
場所:メキシコ・ヌエボ・レオン州モンテレイ

<AAAラテンアメリカ王座タイトルマッチ>
○ジョニー・ムンド(王者)
 ピンフォール
●エクトール・ガルサJr.(挑戦者)

<マスカラ・コントラ・カベジェラ>
○ダガ
 ジャベ
●オーストラリアン・スーサイド

<3WAYマッチ>
○ドクトル・ワグナーJr.
 ピンフォール
●サイコ・クラウン、パガノ 

<6人タッグマッチ>
○エル・メシアス、ヘルナンデス、マーティ・カサウス
 ピンフォール
●エル・テハノJr.、ラ・パルカ、イホ・デル・ファンタズマ

<6人タッグマッチ>
○アベルノ、チェスマン、リッキー・マルビ
 反則
●アパッチェ、マリー、ファビー

<アントニオ・ペーニャ杯>
優勝 ピンピネーラ

<AAAタッグ王座ラダー4WAYマッチ>
○アエロスター、ドラゴ
 ベルト奪取
●ラレド・キッド、スペル・フライ
モンスター・クラウン、マーダー・クラウン
ニチョ、ダミアン

電子書籍版は週刊ファイト10月13日号NHK虎伝説阪神バース魔王Pan日曜ゴールデン巌流島アパッチに収録されました。

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ミルホンネットの顔であり、ルチャリブレの専門家である寺内1/2兵衛記者は、AAA創始者であるアントニオ・ペーニャ氏の家にも招かれ、破格?のオファーを受けている。
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