(C)ROAD FC
9月24日(現地時間)に韓国・ソウルで『ROAD FC 033』が開催された。
韓国最大のMMA団体となったロードFCだが、日本や中国に進出しており今回の中国大会のメインは無差別級トーナメント決勝戦、チェ・ホンマン対マイティ・モーの超ビッグカードだ。また、今大会は日本でも無料のインターネット放送アベマTVで無料生放送が行なわれている。
遂に無差別トーナメントも決勝戦。過去にK-1で1勝1敗のホンマンとモーが3度目の決着戦をMMAルールで行う事になった。私生活のトラブルなどもありブランクのあるチェ・ホンマンだが、韓琉大巨人といわれるだけに、その巨体は凄い。対するモーは、K-1崩壊後(K-1はまもなく欧州で復活予定)もキック、MMA、どちらも試合を続けてきた。怪物2人がぶつかり合う試合は、モーが前に出て、ホンマンが下がるという展開。遂にモーが飛び込んで組みつく。ホンマンは金網を背に必死で耐えるものの、モーのフックがホンマンの顔面やボディに命中。最後は強烈なモーの右フックがホンマンの顔面をとらえ、ホンマンは崩れ落ちるようにダウン。モーのKO勝ちで、モーが初代無差別級王者に輝いた。
また日本人選手も4人参戦し、上迫博仁、上迫博仁は勝利、根津優太、阿部右京は敗北となった。
■ ROAD FC 033
日時:2016年9月24日(現地時間)
場所:韓国・ソウル
<無差別級トーナメント決勝>
○マイティ・モー(米国)
1R KO
●チェ・ホンマン(韓国)
<フェザー級>
○上迫 博仁(日本)
1R TKO
●ホン・ヨンギ(韓国)
<キャッチウェイト(-72.5kg)>
○上迫 博仁(日本)
2R 4分50秒 三角絞め
●ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
<バンタム級>
○キム・ミンウ(韓国)
1R 0分14秒 TKO
●根津 優太(日本)
<ライト級>
○パク・ウォンシク(韓国)
1R 0分42秒 TKO
●阿部 右京(日本)
<ライト級>
○ムングオスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
1R 1分17秒 TKO
●キ・ウォンビン(韓国)
<54キロ契約>
△キム・ヘイン(韓国)
ドロー
△リン・ホーチン(中国)
電子書籍版は週刊ファイト10月06日号新日TBSデストロイヤー井上譲二I編集長RIZIN中国MMA天心RISEに収録されました。
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