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9月11日（現地時間・放送日）にバージニア州リッチモンドでWWEのPPV大会『バックラッシュ2016』が開催された。
今回の『バックラッシュ2016』はRAW大会とSmackDownLive大会の2ブランドに別れてから、初のSmackDown大会単独のPPV大会となっている。今回のメインはWWE王座戦で、王者ディーン・アンブローズがAJスタイルズの挑戦を受けた。WWEのライバル団体であるTNAの世界ヘビー級王者として君臨し、新日本プロレスではIWGP王者にも輝いたAJスタイルズだが、身体が小さい事、TNAのメインスターだった為、色が付きすぎている事もあり、WWE入り交渉が難航していたが、WWEがビンス･マクマホンから娘婿トリプルHにある程度、権限が移った事から方針が変わり、遂にWWE入りした。WWE入り後は、WWEの象徴であるジョン･シナを破り破竹の活躍。満を持して王座挑戦となった。試合はSmackDown大会らしく、激しくも、乱入などがなく、真正面からぶつかり合う両雄。しかし、最後はAJスタイルズがレフェリーの隙をついてローブローから必殺のスタイルズクラッシュを決めてアンブローズからフォール勝ち。悲願のWWE王座を手に入れた。
セミファイナルでは新設されたSDタッグ王座決定戦が行われ、元ECW王者であるライノをパートナーにしたヒース･スレーターが、ライノがゴアでウーソズを仕留めるとフォールして勝利。新王者に輝いた。
また予定されていたランディ・オートンとブレイ･ワイアットはオートンの怪我で中止となり、代わりにケインがワイアットと対戦。試合中にオートンが乱入し、ワイアットにPKO。最後はケインがチョークスラムで仕留めて勝利した。
新設されたSD女子王座決定戦も行われベッキー･リンチが新王者に輝いた。
■ WWE バックラッシュ2016
日時：2016年9月11日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・バージニア州リッチモンド
＜WWE世界王座タイトルマッチ＞
○AJスタイルズ（挑戦者）
スタイルズクラッシュ⇒ピンフォール
●ディーン･アンブローズ（王者）
＜SDタッグ王座決定トーナメント決勝＞
○ヒース･スレーター、ライノ
ゴア⇒ピンフォール
●ウーソズ
＜ノー･ホールズ･バード･マッチ＞
○ケイン
チョークスラム⇒ピンフォール
●ブレイ･ワイアット
＜WWE IC王座タイトルマッチ＞
○ザ･ミズ（王者）
スカル･クラッシング･フィナーレ⇒ピンフォール
●ドルフ･ジグラー（挑戦者）
＜SDタッグ王座セカンドチャンス戦＞
○ウーソズ
変形片エビ固め
●ハイプ･ブロス
＜SD女子王座決定6パック･チャレンジ＞
○ベッキー･リンチ
ディスアーマー
●ニッキー･ベラ、ナタリア、ナオミ、アレクサ･ブリス、カーメラ
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