マット・ターバンがCMLLデビュー!『CMLL 金曜日定期戦』

(C)CMLL

 9月2日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 年間最大大会「アニベルサリオ」のメインでマスカラ戦(敗者、覆面剥ぎマッチ)を行ったドラゴン・リーとラ・マスカラはリーの勝利となったが、この両者がメインの6人タッグマッチで激突。リーは兄のミスティコ、そして初代ミスティコであるカリスティコと組み、マスカラは、ルードのエウフォリア、ネグロ・カサスと組んでいる。一度、完全決着がつき、一旦、抗争はリセットされた形だが、この試合から新たな関係が生まれそうだ。しかし、仲直りした訳ではなかったようで、素顔で出てきたマスカラは早速、ドラゴン・リーのマスク剥ぎ。この2人が揉めている間にミスティコ、カリスティコが決めてまずテクニコが先取。そして2本目でもマスカラはリーを狙い、遂にマスクを完全に剥ぎとってしまう。素顔を晒されたリーはあわてて両手で顔を隠し、マスカラの反則負け。ストレイ―とでテクニコ軍が勝利とはなったが、マスカラとリーの抗争は継続中のようだ。

 セミファイナルには、北米第三の団体ROHとの提携に伴い、長期欠場していたマット・ターバンがなんと復帰の舞台としてCMLLを選んだ。ルードのニエブラ、ショッカーと組み、CMLL正規軍といえるボラドールJr.、マキシモ・セクシー、マスカラ・ドラダと対戦。試合は、相手にキスをしてくるオカマギミックのマキシモを嫌がり試合放棄だと引き上げようとするターバンに激しいブーイング。なんとか試合に戻るものの、遂にマキシモのキスを食らってしまいターバンはフォール負け。続いてショッカーもキスからフォールされてしまい、まずはテクニコが先取。しかし、2本目はターバンがドラダを仕留め、ショッカーもマキシモからジャベでタップを奪い取り返す。そして3本目は、なんとニエブラがボラドールJr.からフォールを奪う大金星。ルード軍の勝利となりターバンはCMLLデビューを白星で飾った。

■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2016年9月9日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ミスティコ、ドラゴン・リー
 2-0
●ラ・マスカラ、エウフォリア、ネグロ・カサス

<6人タッグマッチ>
○マット・ターバン、ニエブラ、ショッカー
 2-1
●ボラドールJr.、マキシモ・セクシー、マスカラ・ドラダ

<シングルマッチ>
○フェリーノ
 ピンフォール
●バリアンテ

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