ラ・マスカラがドラゴン・リーの覆面剥ぎ反則!『CMLL 金曜日定期戦』

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 8月26日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会のメインではあの初代ミスティコことカリスティコが二代目ミスティコ、ドラゴン・リーの兄弟と組んで、ラ・マスカラ、ウルティモ・ゲレーロ、ネグロ・カサスと対戦した。しかし、CMLL年間最大大会「アニベルサリオ」でマスカラ戦を行うマスカラとリーにどうしても注目が集まる。マスカラはルーシュと壮絶な仲間割れした後、ルーシュだけではなくルーシュの血縁全てを敵としており、ルーシュの弟であるリーに執拗に攻撃を繰り返していた為、遂にマスカラ戦での最終決着となったのだった。なのでその前哨戦となった今大会も試合開始からマスカラがリーの覆面に手をかけて剥ぎ取ろうとする。それでもカリスティコ、ミスティコ、リーは、ラフ殺法で仕返しせず、華麗な空中殺法で1本先取。それでも、マスカラらルード軍は、3人がかりでリーを攻撃、マスクを剥ぎ取ろうとするので遂にレフェリーがストップし、マスカラは反則負けとなった。しかし、マスカラはリーの覆面を完全にはぎ取ってしまう。顔を必死で手で隠すリーを挑発して勝ち誇るマスカラ。「アニベルサリオ」での最終決着はどうなるのだろうか?

 セミファイナルでは、そのルーシュ率いるロス・インゴベルナブレスがショッカー、テリブレ、マキシモというルードとテクニコの混合チームと対戦。試合は入場からインゴベルナブレスが大暴れで、3人がかりの攻撃を繰り返し、レフェリーの制止に対して、逆にレフェリーに暴行を加えるという極悪ぶり。さっそく、反則で1本取られてしまった。それでもインゴベルナブレスは反省せず、2本目も同じ様に3人がかり攻撃を繰り返し、最後はルーシュの頭突きでショッカーからフォールを奪ってタイに戻した。そして、3本目、遂にショッカーらが反撃すると会場からはルードなのに大声援。一応テクニコであるインゴベルナブレスには激しいブーイングとなった。しかし、最後はマキシモのペソ(キス)攻撃をうまくショッカーと同士討ちさせて丸めこんだインゴベルナブレスの勝利。勝ち誇るインゴベルナブレスに会場からは激しいブーイングが送られた。

■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2016年8月5日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ミスティコ、ドラゴン・リー
 2-0
●ラ・マスカラ、ウルティモ・ゲレーロ、ネグロ・カサス

<6人タッグマッチ>
○ルーシュ、ピエロス、レイ・エスコルピオン
 2-1
●ショッカー、テリブレ、マキシモ

<6人タッグマッチ>
○スペル・クレイジー、シャーリー・ロックスター、ゴールデン・マジック
 2-1
●レイ・ブカネロ、エウフォリア、グラン・ゲレーロ

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