新日プロG1初進出の町田大会は超満員! “地元”真壁が締め、SANADAがポテンシャル発揮

 23日、新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が3日目を迎え、町田市立総合体育館での開催となった。公式戦はAブロック。

 G1初進出にもかかわらず町田市立総合体育館は壁ギリギリまで椅子が並べられた。超満員札止め。新日プロがドル箱シリーズとしての貫禄をまざまざと見せつけた格好となった。メインは“地元”の真壁刀義がエース・棚橋弘至との人気者対決を制して、G1制覇をアピール。

 目立ったのはSANADAとなる。ここ数年のダイナミックかつ身体能力に裏打ちされたIWGP抗争(棚橋-オカダ・カズチカ-AJスタイルズ)にSANADAが参入可能と判断できるポテンシャルを発揮した。中邑真輔退団きっかけのブッキングだろうが、この試合内容ならば新日プロ首脳陣も、より早期のプッシュを考えるべきだろう。

 小島聡と入れ替わる形でエントリーした天山広吉が元気だ。この日もムーンサルトプレス勝利で公式戦2連勝。長期ファンの涙腺をゆるめさせた。ほか、第1試合の柴田勝頼と中嶋勝彦の翌日シングルマッチの期待の醸成、第3試合の試合巧者同士のコテコテのネタやりとりなど、公式戦以外含めてレベルの高い大会だったと総括しておきたい。

詳細版は週刊ファイト8月4日号に収録されました。
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■ 新日本プロレス『G1 CLIMAX 26』
日時:7月23日(土) 18:30
会場:東京・町田市立総合体育館 観衆4,630人(超満員札止め)

<第1試合>
キャプテン・ニュージャパン ●デビッド・フィンレー ジュース・ロビンソン KUSHIDA
 08分01秒 ラリアット ⇒ 片エビ固め
タイガーマスク 獣神サンダー・ライガー 中西学 ○小島聡

<第2試合>
○YOSHI-HASHI 中嶋勝彦
 06分52秒 回転エビ固め
●本間朋晃 柴田勝頼

<第3試合>
○高橋裕二郎 ケニー・オメガ
 09分04秒 変形DDT ⇒ 片エビ固め
●外道 矢野通

<第4試合>
BUSHI ○EVIL 内藤哲也
 08分44秒 EVIL ⇒ 体固め
●田口隆祐 永田裕志 マイケル・エルガン

<第5試合「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦>
●タマ・トンガ
 10分31秒 ムーンサルトプレス ⇒ 片エビ固め
○天山広吉

<第6試合「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦>
○後藤洋央紀
 11分49秒 GTR ⇒ 片エビ固め
●石井智宏

<第7試合「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦>
○バッドラック・ファレ
 09分36秒 グラネード ⇒ 片エビ固め
●丸藤正道

<第8試合「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦>
●SANADA
 13分20秒レインメーカー ⇒ 片エビ固め
○オカダ・カズチカ

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<第9試合「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦>
○真壁刀義
 14分04秒 キングコングニードロップ ⇒ 片エビ固め
●棚橋弘至

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