中村K太郎裸締め勝利!ジョン・リネカーTKO勝利-『UFCファイトナイト91』

(C)Photo Courtesy of UFC

 現地時間7月13日、サウスダコタ州スーフォールズで『UFC Fight Night 91: McDonald vs. Lineker』が開催された。
 “UFC ファイトナイト・スーフォールズ”のメインイベントでは、UFCバンタム級ランキング5位のマイケル・マクドナルド(アメリカ 17 勝3 敗)が、同級ランキング8位のジョン・リネカー(ブラジル27勝7敗)と対戦。マクドナルドは、今年初めに行われた『UFC195』において、金原正徳(武蔵村山市25勝13敗5分)と対戦、途中までペースを掴まれながら逆転でサブミッション勝ちを収めた実力派だ。一方のリネカーは、2014年7月より4連勝と急激にランキングを上げてきている選手だけに、激しい攻防が期待されていた。
 実力拮抗と思われたが、なんとリネカーが圧勝。パンチラッシュでダウンを奪い、パウンド連打でTKO勝利。リネカーが王座戦へアピールする事になった。
 
 日本からは中村K太郎(神奈川31勝7敗2分け)が出場、36歳のベテラン=カイル・ノーク(オーストラリア22勝8敗1分)と対戦した。ノークは今年初頭に行われた『UFC195』のアレックス・モロノ戦で敗れているが、中村によると「やりにくい相手」であることは間違いない。中村、ノークともに前戦で黒星を喫していることから、どちらも後がないファイター同士の対決になるため、試合展開を含め、日本では大いに注目されていた。
 試合は、中村が膝けりでダウンを奪いチョークで一本勝ちしている。

160714ufc■ UFC Fight Night 91: McDonald vs. Lineker
日時:2016年7月13日(現地時間)
場所:アメリカ・サウスダコタ州スーフォールズ

<バンタム級/5分5R>
○ジョン・リネケル(ブラジル)
 1R 2分43秒 KO
●マイケル・マクドナルド(米国)
160713UFC-SIOUX-FALLS0077_Lineker160713UFC-SIOUX-FALLS0080_Lineker160713UFC-SIOUX-FALLS0084_Lineker


<ライト級/5分3R>
○トニー・ファーガソン(米国)
 2R 2分22秒 ダースチョーク
●ランドン・バンナータ(米国)

<ミドル級/5分3R>
○ティム・ボッシュ(米国)
 2R 3分49秒 TKO
●ジョシュ・サマン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
○ダニエル・オミランチョク(ポーランド)
 判定 2-0
●アレクセイ・オレイニク(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
○中村K太郎(日本)
 2R 4分59秒 リアネイキドチョーク
●カイル・ノーク(豪州)
160713UFC-SIOUX-FALLS0043_Nakamura160713UFC-SIOUX-FALLS0045_Nakamura


<フライ級/5分3R>
○ルイス・スモルカ(米国)
 2R 4分41秒 TKO
●ベン・ウェン(米国)

<バンタム級/5分3R>
○ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
 1R 4分19秒 肩固め
●マット・ロペス(米国)

【UFC情報の決定版!稲垣收記者、渾身のレポート】
▼クレジットカード決済、銀行振込み対応~電子書籍のご注文はこちらから!強烈最新刊440円カートへ
wf042Chirashi-718週刊ファイト7月7日号G1選抜不安W1リストラ新間寿6・26DEEP北岡K-1ゲーオUFCハント
7・9 UFC200 ハントvs.レスナー戦展望
 Text by 稲垣 收
・憧れのタイソンと共演し闘志満々のハント
・「レスナーを1R KOだ!」
・「柔術世界王者から青帯をもらったぜ!」(レスナー)
・ハントは、かつての”宿敵”RセフォーやRネルソンとも練習
・「レスナーは吹っ飛ばされないよう気をつけろ!」
・憧れのタイソンと、トークショーで共演
・レスナーはハント戦後、ヒョードル戦の可能性も
 稲垣收のUFC情報~7月9日(現地時間。日本時間10日)にベガスのTモバイル・アリーナで開催されるメガ大会UFC200でブロック・レスナーと対戦するマーク・ハント。レスナーは全米学生王者になったレスリング力と怪力だけでなく、柔術世界王者コンプリドから最近、青帯を授与されたことを明かし「寝技になればハントは無力だ」と挑発。だがハントは、長年憧れていたマイク・タイソンと共演して上機嫌。レスナーを1R KO宣言!
160708wf043MieshaTateCoverwf043Chirashi-718週刊ファイト7月14日号WWE両国ノア年内Dream猪木狂虎大阪新日キック江幡塁UFC欠場