(C)Photo Courtesy of UFC
7月8日（現地時間）にネバダ州ラスベガスで『The Ultimate Fighter 23 Finale』が開催された。
今回の“TUF 23 フィナーレ”のメインイベントでは、UFC 女子ストロー級タイトルマッチが行われ、現王者であるヨアンナ・イェンドジェイチェク（ポーランド11勝0敗）が、同級ランキング1位のクラウディア・ガデーリャ（ブラジル13勝1敗）と対戦する。ここまで無敗のイェンドジェイチェクに挑むガデーリャは2014年12月のUFCファイトナイトで一度敗北を喫しており、今回の再戦には大きな注目が集まっている。このカードの見所はUFC報道の専門家、稲垣收記者の記事が詳しいので併せてご覧下さい。
週刊ファイト7月7日号G1選抜不安W1リストラ新間寿6・26DEEP北岡K-1ゲーオUFCハント
▼”牛丼大好き”UFC女子ストロー級王者
ヨアンナが野望宣言！
Text by 稲垣 收
・ヨアンナJ「UFC初の女子二階級制覇を目指す！」
・F級が常設されれば、ロクサンのUFC復帰の可能性も
・ヨアンナも元々はフライ級で活躍していた
7月8日(現地時間)、ラスベガスで開催される「ジ・アルティメット・ファイター23フィナーレ」のメインで、クラウディア・ガデーリャを相手に3度目の防衛戦を行なうUFC女子ストロー級王者ヨアンナ・イェンジェイチック。普段は優しい顔をしたヨアンナだが、試合になると徹底した攻撃性を発揮し、相手の顔を血まみれにせずにはおかない。そんな王者ヨアンナが、UFC史上初の”女子二階級制覇”を目指すとブチ上げた！
試合は、激しい展開になるも、3R以降、ペースを握った王者が圧倒し、判定勝ち。見事に王座防衛を果たした。
ヨアンナ試合後のインタビュー
「素晴らしい気分だわ。一度目の彼女との試合の後に言ったように、私が王者で彼女はNo.1 コンテンダー。彼女のことをとても尊敬しているし、彼女は素晴らしいファイターよ。良い試合ができたわ。私は王者としての人生を生きていて、それこそが私がやりたいと思っていること。次はニューヨークで戦いたいわ！」
また、TUF23のライトヘビー級はアンドリュー・サンチェスが、女子ストロー級はタティアナ・スアレズがそれぞれ優勝した。
■ The Ultimate Fighter 23 Finale
日時：2016年7月8日（現地時間）
場所：アメリカ・ネバダ州ラスベガス
＜女子ストロー級タイトルマッチ／5分5R＞
○ヨアナ・イェンジェイチェク（ポーランド／王者）
判定 3-0
●クラウディア・ガデーリャ（ブラジル／挑戦者）
＜“TUF 23” ライトヘビー級トーナメント決勝／5分3R＞
○アンドリュー・サンチェス（米国）
判定 3-0
●カリル・ラウントリー（米国）
＜“TUF 23” 女子ストロー級トーナメント決勝／5分3R＞
○タティアナ・スアレズ（米国）
1R 3分43秒 ダースチョーク
●アマンダ・クーパー（米国）
＜ライト級／5分3R＞
○ウィル・ブルックス（米国）
判定 3-0
●ロス・ピアソン（英国）
＜フェザー級／5分3R＞
○チェ・ドゥホ（韓国）
1R 2分42秒 TKO
●チアゴ・タバレス（ブラジル）
＜ライト級／5分3R＞
○ジョアキム・シウバ（ブラジル）
1R 0分34秒 TKO
●アンドリュー・ホルブルック（米国）
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週刊ファイト7月7日号G1選抜不安W1リストラ新間寿6・26DEEP北岡K-1ゲーオUFCハント
7・9 UFC200 ハントvs.レスナー戦展望
Text by 稲垣 收
・憧れのタイソンと共演し闘志満々のハント
・「レスナーを1R KOだ！」
・「柔術世界王者から青帯をもらったぜ！」（レスナー）
・ハントは、かつての”宿敵”RセフォーやRネルソンとも練習
・「レスナーは吹っ飛ばされないよう気をつけろ！」
・憧れのタイソンと、トークショーで共演
・レスナーはハント戦後、ヒョードル戦の可能性も
稲垣收のUFC情報～7月9日（現地時間。日本時間10日）にベガスのTモバイル・アリーナで開催されるメガ大会UFC200でブロック・レスナーと対戦するマーク・ハント。レスナーは全米学生王者になったレスリング力と怪力だけでなく、柔術世界王者コンプリドから最近、青帯を授与されたことを明かし「寝技になればハントは無力だ」と挑発。だがハントは、長年憧れていたマイク・タイソンと共演して上機嫌。レスナーを１R KO宣言！