ボビー・ラシュリーがギャロウェイを返り討ち!TNAインパクト・レスリング

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 6月14日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、PPV大会「スラミバーサリー」でTNA世界ヘビー級王座を奪った“デストロイヤー”ボビー・ラシュリーが初防衛戦を行なうゴールドラッシュと銘打った大会となった。そのラシュリーに挑戦をアピールしたのは、ザ・ミラクルに完全勝利して抗争を終わらせたイーサン・カーターⅢだ。しかし、挑戦者となったのは、イーサンではなく、前王者であるドリュー・ギャロウェイになったのだった。そしてメインイベントで、王座戦のリマッチが行なわれた。PPV大会と同じく白熱した展開となったのだが、レフェリーが不在になった時に乱入してきたのは、イーサンだった。イーサンは椅子でラシュリーを襲うが、ラシュリーが避けた為、ギャロウェイに誤爆。椅子で失神したギャロウェイをラシュリーが締めあげ、KOしたという事でラシュリーの勝利。王座防衛となってしまったのだった。結果的にラシュリーを助けた形になったイーサン、そして、2連敗となったギャロウェイ。この3人の関係はどうなるのだろうか?

 また今年のTNA殿堂入りが女社長ディクシー・カーターから発表され、ゲイル・キムが選ばれた。ゲイル・キムはカナダの女子プロレスラーでオンタリオ州トロント出身の韓国系カナダ人だ。TNAではTNA女子ノックアウト王座とTNAノックアウト・タッグチーム王座の二冠を獲得している。

■ TNA Impact Wrestling 
日時:2016年6月7日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<TNA世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
○ボビー・ラシュリー(王者)
 KO
●ドリュ―・ギャロウェイ(挑戦者)

<TNA世界タッグ王座タイトル4WAYマッチ>
○ディケイト(王者)
 ピンフォール
●ブローマンズ(挑戦者)、トリブナル(挑戦者)、グラド、マハーバリ・シェラ(挑戦者)

<KOTM王座タイトルマッチ>
○ジェフ・ハーディ(挑戦者)
 反則
●イーライ・ドレイク(王者)

電子書籍版は金曜17日発売『週刊ファイト6月23日号』に収録されました。
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 震災のため新日本プロレスの熊本PPV大会が飛んだが、英国のウィル・オスプレイと年間契約した件はオモテに出てないようだ。他では拾えない裏ネタ満載の本誌が業界関係者には必読とされる所以だが、普通に考えるならこの一週間の話題はUFCコナー・マクレガー引退騒動と『RIZIN.1』があり、月曜生TV戦争時代に全米で覚えられた男と戦うチャイナが亡くなったことだろうか。曙の『王道』プロモーション旗揚げ戦は、客入り含めて余り話題にならなかったが、TNAがいよいよ崩壊カウントダウンの報もまた、本誌でしかフォローされてないのは残念だ。さて・・・