5・29 RISE111で対戦する那須川天心、タリック・トッツ事前インタビュー

那須川天心/Tenshin Nasukawa
TARGET所属、165㎝、98/8/18生(17歳)、千葉県出身
サウスポー、13戦13勝(10KO)
ISKA世界バンタム級王者(オリエンタルルール)
第6代 RISEバンタム級王者
BLADE FC JAPAN CUP2015 -55㎏トーナメント優勝
Twitter @TeppenTenshin

タリック・トッツ/Tarik Totss
Team Luca Cuccu所属、92/5/1生(24歳)、モロッコ出身
オーソドックス、18戦14勝3敗1分(6KO)、イタリアフェザー級王者
OKTAGON 60gk級1位

■RIE111 那須川天心インタビュー『皆の期待以上のことをしたい』

–前回世界タイトル獲得おめでとうございます!
まず3月2試合したことについて振り返っていただいても良いでしょうか?
「ありがとうございます!2週間で2試合とか今後あまりないことなのでとても良い経験ができました。」

–まずNO KICKの試合ではルールがいつもと違いましたが不安はありましたか?
「首相撲はジュニアの時からやっていたので特になかったですね。
とりあえず僕は宮本選手と試合をすることしか考えてなかったし、倒れたことが無い選手を倒せたことが良かったです。」

–組み負けてない印象でしたね。
「そうですね。相手が組んでくると思ったので、最初組んでバランスを崩したらダメだなと。
だからその対策はしていました。実際組んでみて大丈夫だったので
そのままの勢いで行って倒すことができました。」

–KOした飛びヒザの感触は結構あったんじゃないですか?
「これまで飛びヒザは出してきましたが、あれほど良い感覚で当たったのは今までなかったですね。
自分でも当てようと考えた攻撃じゃなくて、練習でやっていたことが自然に出た感じです。」

–じゃあ宮本戦が終わってRISEのISKAタイトルマッチを意識したと?
「そうですね、宮本選手の試合終わってから相手のビデオ見ました。
宮本選手とも全然タイプが近くて良い選手でしたね。
あの時は2連戦するための追い込みをやってきていたのでコンディションは大丈夫だったと思います。」

–フィジカルとの差を感じた?
「そうですねフレッド選手は当たりが強いし回復力がありましたね。で向こうは気合いが入ってるのは分かってました。」

–ボディでダウンを取った時はこのまま倒せるとは?
「試合時間もなかったので倒しきれなかったですね。
でもあんなフィジカルを持った選手からダウンを奪えたことはとても自信にはなりました。」

–試合中にアクシデントもありましたね。
「バッティングも経験のうちですね。
正直、直前で体調を崩してしまったのは自分の責任だし、それを踏まえて経験でした。
初めて物が二重に見えて。漫画とかでは読んだことあったけど本当に二重になるのかなっと思ってて本当になったんで、これスゲーなっと(苦笑)
それでも反対の目で見ようとして、ちょっとはパンチもらったけど集中して戦うことができました。
この間の試合はプラスになることしか無かったですね。5ラウンドも経験できたので。」

–拳も痛めたみたいでしたが。
「試合中に激痛がして左が使えないから脚で行こうと。でも折れてなくてよかったです。」

–倒せない焦りとかはなかったですか?
「ポイントは取ってると思ったので特に焦りはなかったです。
ただお客さんはKOを期待していると思ってました。今まで倒してきたから期待以上のことをしないといけないですよね。」

–外国人選手との試合も経験してきました海外選手の強さはどこにありますか?
「技術は日本人の方があると思うんですけど、外国の選手はパワー、フィジカル身体の硬さがありますね。
僕がまだ完成してない部分が完成してて。例えば僕がスピード5だとしたら、相手はスピードが3だけどパワーが5あるって感じで。
非対称、僕に持ってないものを持ってますよね。
だからパワー、フィジカルがありつつスピード技術を持った選手が出てくるとこのままでは危ないと思います。
だからそこの差を埋めていくためにもどんどん経験をしてトレー二ングをして行きたいです。」

–そんな中、次の選手も海外選手です。印象を教えてください。
「映像があんまりないんですが、タイプ的にはフィジカルと技術かなと。
パンチも結構だしてきますが、もらわなかったら大丈夫かなと思います。」

–相手はジョルジオ・ペトロシアンなどが参戦してるオクタゴンの選手です。
「オクタゴンの60kgで1位なんでここで勝てば向こうでの評価も上がるかなと。
そしたら海外からオファーが来ると思うし、そうなりたいですね。
世界タイトルは取ったけど、まだまだ沢山強い選手がいると思うので1年2年勝って行けば海外でも認められると思うしRISE、ISKAのベルトの価値を上げれるんじゃないかと。」

–RISEではここ2戦倒し切れてないです。お客さんはKOを期待していると思います。
「KOを期待してるのは分かっているし、倒すのが一番いいし盛り上がらないですよね。
圧倒的に勝ってるけど皆の期待以上のことをしたいです。レベルの差を見せたいですね。」

■RIE111 タリック・トッツ インタビュー『全てを僕が奪い去る』

–日本で初めての試合ですがコンディションはいかがですか?
「日本での試合は初めてだよ、 コンディションはとてもいい!4月16日試合をしたけど全く怪我も無くメンタルとフィジカルは最高レベルだよ!」

–現在の練習環境を教えてください。
「ジェノバのあるBODY AND DREAM KOMBATというジムで練習している、このジムはいろんなジャンルのプロフェッショナルが練習しています。先生は LUCA CUCCU。 」

–今回、対戦相手の那須川天心は知ってますか?
「那須川天心のVTRは沢山見ています。」

–印象を教えて頂いても良いでしょうか?
「彼は想像力に富んだパワフルファイターでガードが上手いね。
色々な選手がいる中で真の強さを求めている選手だね、リアルディールと呼ぶべきだろうね!
この試合はすごい試合になるでしょう、とてもエキサイティングな試合になる。でもその全てを僕が奪い去るよ!」

–色んな体重で戦ってるみたいですが何キロがベストウエイトですか?
「いつもは57kgで試合をしてます、たまに60kgでもします。
ヨーロッパでは軽い体重の試合が少ないからです。今回の56kgも問題ないよ。」

–勝つとしたら判定かKOどちらですか?
「私はいつも相手をリスペクトしている、しかし勝つのは僕!迷わずにKOします。」

–あなたの得意技を教えてください。
「私の武器!?教えないよ、リングで分かるよ。」

–最後にファンへ一言お願いします。
「日本はとても魅力的な国だから試合出来て最高に嬉しい。僕の戦いはアグレッシブで危険だよ。
RISEの戦いに合っていると思う。お互いハイレベルだから間違いなく劇的な試合になるだろう!」

大会概要・対戦カード
5・29『RISE 111』那須川天心の相手は3年間無敗のOKTAGONファイターに決定
5・29『RISE 111』 優吾・FLYSKYGYM&工藤政英インタビュー

140712riseマット界舞台裏7月24日号全日W1ノアZ1広島BattleAid小笠原和彦RiseBladeプロ空手達人
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