藤野恵実RYO桑原清-日本人3選手すべて1本勝ち!ROAD FCソウル

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日時:5月14日
場所:韓国・ソウル
会場:チャンチョン体育館

<第6試合 フェザー級/5分3R>
○イ・ユンジュン:65.85キロ
 1R 1分15秒 TKO
●ジョージ・ループ:65.2キロ
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 前蹴りをしたジョージにアクシデント! 前蹴りが入ると同時にイ選手が腕でブロックするも、ジョージの脛に当たり、骨折。そのまま試合が止められる結果となった。かなり早い展開となり、なんとも痛々しい結末な試合だった。
 今回、この大会に出場した日本人3選手は、すべて1本勝ちという結果で幕を閉じた。秒殺結果の試合も多く、午後8時の開始から2時間で終了している。


<第5試合 無差別級/5分3R>
●クォン・アソル:87.9キロ
 1R 0分18秒 TKO
○桑原清:97.1キロ
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 young gunsに出場していた桑原清34歳はジョン・シナの入場曲で入場。精神統一を行うクォン。
 この試合も秒殺! 桑原の勝利。開始ブザーが鳴り、桑原が仕掛け最初のパンチがクォンの右に入り試合終了。
◇試合後インタビュー
「今回このチャンスをもらえたことに感謝をする。今後も頑張ります。チャンスがあらばいつでも呼んでください」


<第4試合 ミドル級/5分3R>
○RYO:84.2キロ
 2R 2分38秒 TKO
●ユン・ドンシク:84.3キロ
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 崔領二が兄・RYO(CHOI YOUNG)のセコンドにつき入場。両手を広げて呼吸に集中するRYO。ユンは道着を身にまとい入場。動と静の戦い。
 43歳のユン。それぞれがお互いの様子を見ながら始まった試合。ケージに追い詰められたRYO、ローキックを出すチェ。パンチを繰り出すがなかなか決定打にならず。距離を取り続ける二人。足を取ろうとするユン。RYOが首を掴み相手の腹部や腹にキックを入れるも1ラウンド目終了のブザーが鳴る。
 日本から駆け付けたファンの声援が聞こえる。足を使い距離をとるRYO。が、ユンが責めるも、こう着していく二人。
 再度中央から始まる。その後試合が動き出す。RYOの右パンチがホンの顎に入り、ユンが倒れ、RYOが間髪入れずにマウントパンチを繰り出し勝利を奪う。リング上でRYOと崔領二の喜びを分かち合う兄弟の姿に、この試合にかけた選手やその仲間たちの思いが感じられた。


<第3試合 69キロ契約/5分3R>
●ジョン・ドゥジェ:69.45キロ
 1R 1分09秒 ギロチンチョーク
○ブルーノ・ミランダ:69.7キロ
 ブラジル人のブルーノは200gの軽量オーバーにより、5ポイントのイエローカードが提示される。
 開始直後から、ローキックを繰り出すブルーノ。そこから、素早く首をとらえ締め上げる、ここで試合が止められ、ブルーノの秒殺勝利。


<第2試合 女子ストロー級/5分2R>
○藤野恵実:52.5キロ
 1R 0分47秒 裸締め一本
●ホン・ユンハ:51.85キロ
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 女子選手の戦い。26歳今日の試合がデビュー戦となるホンと和術慧舟會のベテラン藤野。小柄の選手ながら撃ち合いから始まるも藤野がバックを取りホンを締め落とし秒殺。


<第1試合 バンタム級/5分2R>
○チェ・ムソン:61.95キロ
 判定3-0
●アラテン・ヘイリ:61.9キロ
 第1ラウンドでは、軽量の選手ならではのスピード感あふれる試合となった。グランドに持ち込むチェが優勢かと思われたが、中国人選手のアラテンも粘りを見せた。第2ラウンドでは、アラテンがマウントポジションを取られ、グランドでバックを取るも、今度はチェがマウントを取り返す。ふたりとも立ち上がるもまたグランドに。
 第2ラウンドはグランド試合となった。判定によりアラテンの勝利となる。


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