船木誠勝23年ぶりの藤原喜明戦に興奮、関本大介&高岩竜一連携万全～7・2リアルジャパン『DIG UP～発掘～』記者会見

　16日、掣圏真陰流興義館にて初代タイガーマスク佐山サトルが7月2日（水）、後楽園ホールで開催されるリアルジャパンプロレス興行『DIG UP～発掘～』の主要選手を招集。それぞれが意気込みを語った。

　開口一番、初代タイガーマスクは「個々の実力が素晴らしい。思う存分戦って欲しい」と、普段から述べられておられる「ストロングスタイルの基盤の上にスペクタクルがやれる」選手が集結したことに「期待してもらいたい」と自信を覗かせる。
　ドラディションの興行で初代タイガーマスクと組んで注目の船木誠勝は、「2009年にプロレスに戻って以来、全日の大会で会ったりはしていたものの、まさか2014年に対戦相手になるとは」と感慨深げだ。30年前の「新日本プロレス入門時の最初の先生なので、もう一回思い出して一生徒として」と言うが、「試合するのは22歳の時で23年ぶり」だという。
　この時のことを藤原組長は「今は3日前の試合も思い出せないくらいで覚えてない」とかわしたが、船木は「藤原組のNKホール大会メインで、脇固めの変形、いや腹固めで負けた」と鮮明に記憶していた。こういったやりとりに、初代タイガーマスクは「幸せです」とポツリ。
　組長は、「船木はしゃべりが旨い。昔の船木とは違うので自分は一生懸命やるだけ」としたが、「国籍不明のグレート・タイガーって誰だ？」と突っ込んでいた。

ダブルメインイベントのもう一つは、6人タッグである。スーパー・タイガーは「なにを求められるのかだ」と切り出し、「シングルやるつもり」で挑むという。今回、自身の王座防衛戦ではないが、「新しいプロレスを魅せつけられるなら、皆さんとやりたい」と、次回の挑戦者にはこだわっていない。唯一、今回はレジェンド先輩とのタッグなので「連携の厳しさは勉強になる」と口にした。
　関本大介は、「わくわく楽しみ」とした上で、Sタイガーと同世代なので「熱い思いを知っている」とも。高岩竜一は（関本とは5,6年前に）一緒にドイツに行ったこともあるし、何度も闘ったり組んだりしているので通じる。連携もバッチリ。Sタイガー狙い」とした上で、「発掘されるようにがんばる」と述べた。
　それぞれのやりとりを聞いた初代タイガーマスクは「ストロングスタイルがやれる人材の発掘を込めた興行名。すすんでいく方向であり、待ちきれない状態」で、自身のカードについても「９：１で私が出る」と、口癖の表現を使ってコンディション好調を示唆していた。

船木誠勝とスーパー・タイガー、今回の大会、鈴木みのる、佐藤光留を筆頭に、アレキサンダー大塚、鈴木秀樹、柴田正人、間下隼人と、これは2014年のUWF復興なのか？
新生武士道とストロングスタイルについて聞かれたSタイガーは、「まっすぐな気持ち、いかに真摯に向き合うのかが同じ」とした上で、「前に出ていく」ものと定義していた。昨日は高橋義生がコーチを務める高円寺のIGF道場に出稽古に行ったという。

■　初代タイガーマスク　リアルジャパンプロレス　DIG UP～発掘～
日時：7月2日（水）開場/17時30分　試合開始/18時30分　
会場：後楽園ホール
席種・料金：VIP席：12,000円（特典付）/ＲＳ席：8.000円 /Ａ席：6.000円 /Ｂ席：5.000円主催：有限会社リアルジャパン、リアルジャパンプロレス、掣圏真陰流本部興義館
お問合せ：KIAI PROJECTリアルジャパン事務局　０３（３８３３）３６６２

【対戦決定カード】
＜第6試合　メインイベント　タッグマッチ　60分１本勝負＞
初代タイガーマスク（RJPW）、船木誠勝（WRESTLE-1）
vs.
藤原喜明（藤原組）、グレート・タイガー（不明）

＜第5試合　セミファイナル　6人タッグマッチ　60分１本勝負＞
藤波辰爾（ドラディション）、長州力（リキプロ）、スーパー・タイガー
vs.
高岩竜一（フリー）、タカ・クノウ（チーム太田章）、関本大介（大日本）