ザ・ファビュラス・フリーバーズ殿堂入り!WWEロウ大会

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 2月29日(現地時間・放送日)に放送された『RAW』は、番組冒頭から現WWE世界ヘビー級王者であり、悪の支配者であるトリプルHが登場した。憎きロマン・レインズを病院送りにした事を受けて、だれも自分に逆らう事は出来ないとアピールしたのだった。そこに現れたのは、レインズの親友であるディーン・アンブローズだった。アンブローズは俺にもWWE世界ヘビー級王座に挑戦させろと迫る。それに対し、トリプルHは、この生意気なアンブローズに権力者の権限を使い、お仕置きしようと、メインでアルベルト・デル・リオとのシングルマッチを組んでしまったのだった。しかも、その試合にはデル・リオの仲間である国際連盟(リーグ・オブ・ネイションズ)がセコンドにつくというのだ。そして、試合は当然、国際連盟が集団で襲い、アングロースの反則勝ちになるも、そこにトリプルHが登場。「タイトルに挑戦したいんだろ?」とアンブローズをなぶり殺しにしてしまったのだった。

 また、電撃的にWWEに復帰したシェイン・マクマホンに、レッスルマニアでのジ・アンダーテイカー戦を組んだ、ビンス・マクマホンが、番組にテイカーを呼んだ。テイカーは、自分の息子シェインと俺を戦わせるという事は、どういう事になるのか、分かっているんだろうな?とビンスに凄む。ビンスですらコントロール出来ない怪人は、シェインを殺してしまうのか?

 更にWWEから2016年の殿堂入りとしてザ・ファビュラス・フリーバーズが正式発表された。ザ・ファビュラス・フリーバーズは、1980年代を中心にアメリカ合衆国で活躍したプロレスラーのタッグチーム・ユニット。チーム名はサザン・ロック・バンド、レーナード・スキナードの “Free Bird” から付けられており、ジョージアやテキサスなど南部エリアを主戦場に、主にヒールのユニットとして活動。ロックンロール・エクスプレス、ミッドナイト・エクスプレス、ロード・ウォリアーズらと共に、1980年代のアメリカ・マット界のタッグ戦線を席巻した。リーダーのマイケル “P.S.” ヘイズ 、テリー “バンバン” ゴディ、そしてお目付け役のバディ “ジャック” ロバーツに加えて、ヘイズが第二期として組んだジミー “ジャム” ガービン(“ゴージャス”ジミー・ガービン)も今回の殿堂入りのメンバーとなっている。初めてWWE(当時WWF)と契約した時は、タッグチーム解体でシングルプレイヤーとして売り出そうとされ、激怒して離脱。ヘイズの「ビッグアップル(ニューヨーク=WWFという意味)が腐ってる!」の名言も生まれたが、その後、ヘイズはコメンテーターとしてWWF入りし、20年以上に渡ってWWEで活躍している。

■ WWE RAW 
日時:2016年2月29日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・テネシー州ナッシュビル

<シングルマッチ>
○ディーン・アンブローズ
 反則
●アルベルト・デル・リオ

<シングルマッチ>
○ビッグ・ショー
 カウントアウト
●ケビン・オーエンズ

<シングルマッチ>
○ババ・レイ・ダッドリー
 ピンフォール
●ジェイ・ウーソ

<タッグマッチ>
〇クリス・ジェリコ、AJスタイルズ
 ピンフォール
●ニュー・デイ

<シングルマッチ>
○ライバック
 ピンフォール
●アダム・ローズ

<タッグマッチ>
○シェイマス、ルセフ
 ピンフォール
●ルチャ・ドラゴンズ

<シングルマッチ>
○ザ・ミズ
 ピンフォール
●ドルフ・ジグラー

<ディーバズ王座挑戦者決定戦>
△サシャ・バンクス
 ドロー
△ベッキー・リンチ

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