ケビン・スティーンWWEと正式契約!6・6~7『House of Hardcore』有終の美!

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 プリンス・デヴィット、KENTAに先駆けて、“ミスター・レスリング”こと北米インディーの帝王であるケビン・スティーンがWWEと正式に契約した。今月、すでに出場が予定されているインディ大会を消化した後、パフォーマンスセンターに合流する事になっている。

 そんなスティーンのインディ最後?となるビッグイベントが、トミー・ドリーマーの主宰する『House of Hardcore』2連戦だった。2014年6月6~7日にかけて2大会連続で行なわれたのだが、ドリーマーの人脈から、団体の垣根を越えてメジャー選手が集結。とてもインディとは思えない豪華な大会となった。

 ケビン・スティーンのほかにも現IWGPヘビー級王者であるAJスタイルズ、TNA所属の怪物アビス、TNAを離脱し、ROHに復帰が決まっているバット・インフルエンス、元ECW、WWE、TNAのスーパースター、チーム3Dのディーボン、WWE離脱後、インディ復帰で活躍しているクリス・ヒーロー、元ECW王者ライノ、そして日本でも活躍したCWアンダーソンという錚々たるメンバーが集結した。

 スティーンは、1日目は、アダム・パースにスワントーンを決めて快勝。そして2日目のメインでAJスタイルズと対戦。ROH新日合同大会では実現しなかった夢のカードだが、AJスタイルズがスタイルズクラッシュで勝利。AJスタイルズは1日目にもクリス・ヒーローを下しておりシングルで大物に2連勝となった。もっとも、インディというテリトリーを離れ、WWEというメジャーに移籍するスティーンは、最後の奉公?で負けブックとなるのは、プロレスのお約束だろう。

 ほか、ROH復帰が決まっているバッド・インフルエンス(クリストファー・ダニエルズ&カザリアン)も2連勝で、アピール。ROH初のPPV大会となる「BEST IN THE WORLD 2014」(2014年6月22日)に登場予定だが、そこでも大活躍は間違いないだろう。

 また、『House of Hardcore』の次回大会は2014年6月14日で、リック・フレアー、ミル・マスカラスがゲストで登場とアナウンスされている。

House of Hardcoreオフィシャルホームページ

■ House of Hardcore Ⅴ
日時:2014年6月7日
場所:アメリカ・ペンシルヴァニア州フィラデルフィア

<メインイベント シングルマッチ>
○AJスタイルズ
 ピンフォール
●ケビン・スティーン

<セミファイナル>
○バッド・インフルエンス(クリストファー・ダニエルズ&カザリアン)
 ピンフォール
●トニー・ニーズ、ぺティー・ウィリアムズ

<モンスターズ・ボール>
○アビス
 ピンフォール
●トミー・ドリーマー

<タッグマッチ>
○CWアンダーソン、ディーボン
 ピンフォール
●アウトロー・インク(エディ・キングストン&ホミサイド)

<シングルマッチ>
○クリス・ヒーロー
 ピンフォール
●アダム・パース

■ House of Hardcore Ⅳ
日時:2014年6月6日
場所:アメリカ・ニューヨーク州ポキープシ

<メインイベント タッグマッチ>
○トミー・ドリーマー、ディーボン
 ピンフォール
●アビス、ライノ

<シングルマッチ>
○AJスタイルズ
 ピンフォール
●クリス・ヒーロー

<3WAYマッチ>
○ぺティー・ウィリアムズ
 ピンフォール
●トニー・ニーズ、アレックス・レイノルズ

<シングルマッチ>
○ケビン・スティーン
 ピンフォール
●アダム・パース

<タッグマッチ>
○バッド・インフルエンス(クリストファー・ダニエルズ&カザリアン)
 ピンフォール
●アウトロー・インク(エディ・キングストン&ホミサイド)

<シングルマッチ>
○へイル・コリンズ
 ピンフォール
●CWアンダーソン

140523wb047ROH6-1
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 Photo by Scott Finkelstein 構成:編集部
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