初代ミスティコが遂にCMLLアレナ・メヒコ復帰!『CMLL 金曜日定期戦』

(C)CMLL

 12月18日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会では、遂に初代ミスティコ、初代シン・カラ、AAAではミステシスだったカリスティコがCMLLに復帰となった。CMLLのスターとしてブレイクしていた初代ミスティコだったが2011年にWWEに電撃移籍、シン・カラとなりWWEのスーパースターとなった。しかし、その移籍劇が強引なものだった事もあり、CMLLは態度を硬化、ミスティコという名前はCMLLが商品登録していた事もあり、二代目を擁立した。そして2014年にシン・カラがWWE離脱した後もCMLL復帰は認められなかった。しかし、最近になり態度が軟化してきており、遂に復帰となったのだ。
 カリスティコはいきなりメインに登場、レジェンドであるスペル・パルカ、テクニコ(善玉)の若手ホープであるボラドールJr.と組み、ルード(悪役)軍と対峙した。しかし、試合は抗争中のスペル・パルカとネグロ・カサスに焦点がいき、パルカの息子のボラドールJr.にローブローをしたカサスを、逆にパルカが丸めこみフォール勝ちで勝負を決めた。試合後も激しい舌戦となり、この2人もカベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)にが行なわれそうだ。

 セミファイナルではマスカラ戦(敗者、覆面剥ぎマッチ)に合意したマキシモとカマイタチもタッグで激突。アトランティス、ウルティモ・ゲレーロというトップ選手も交えての豪華タッグだが、カマイタチは最初からマキシモを襲い激しくやり合う。そして最後は、マキシモのキックをわざと自分の股間にもっていき、ローブローされたとレフェリーに激しくアピールするカマイタチ。これでカマイタチ組が反則勝ちになるも、マキシモはあまりに卑怯なカマイタチに激怒。この2人のカベジェラ戦、待ったなしという感じだ。

 そして2015年12月16日に心臓発作で亡くなったリスマルクさん(享年66歳)の追悼もリングで行なわれた。アカプルコの青い翼として絶大な人気を誇り、誰もが認める英雄のひとりだった。テクニコ、ルード関係なく全員がリングに上がり、リスマルクさんを追悼した。

■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2015年12月18日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、スペル・パルカ、ボラドールJr.
 2-1
●ネグロ・カサス、メフィスト、エフェスト

<6人タッグマッチ>
○カマイタチ、ウルティモ・ゲレーロ、ユーフォリア
 2-1
●マキシモ・セクシー、アトランティス、マルコ・コルレオーネ

<6人タッグマッチ>
○バリアンテ、アンヘル・デ・オロ、ラ・マスカラ
 2-1
●テリブレ、ヴィールス、ポルボラ

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