12・31RIZINでジェロム・レ・バンナと闘う把瑠都の公開練習!

 12月29日(火)・31日(木)、さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS』に出場する把瑠都の公開練習が都内で行われた。

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 トレーナーの小路晃氏の指示により、縄跳び、ミット打ち、腕立てや腹筋など基礎体力トレーニングを披露。既に力士の面影はなく、総合格闘技家に変貌しつつあるといえよう。

 31日(木)の対戦相手は、ジェロム・レ・バンナに決定。バンナ自身から今大会の出場をアプローチしてきたとのこと。把瑠都対策は万全で、160キロの巨漢選手相手に練習を積んでいるという。

「把瑠都は相撲のチャンピオンかもしれないが、オレはK-1のチャンピオン。この試合でプロの洗礼を浴びてもらう」(ジェロム・レ・バンナ)

 試合方式は3分3Rの総合格闘技ルールで行うことが、榊原信行実行委員会委員長から発表された。

「120キロを超えているスーパーヘビー級の選手に適したルールを考えた結果、3分3R(エキストララウンド1R)に決定した」

 今後RIZINでは、把瑠都を中心としたスーパーヘビー級の戦いを充実させる方針という。

「把瑠都は、プロレスを含めた世界の総合格闘技の常識を覆せる男、アンドレやホーガンを越えるスーパーヘビー級の男だと思っている」(榊原氏)

 コーチを務める小路晃氏も、把瑠都のポテンシャルを高く評価。

「把瑠都は柔道の下地があり、肩固めや締めが得意なので、今までの相撲出身の選手とはまったく違う。相撲でいう電車道のようなパンチで突っ込む、把瑠都トレインで吹っ飛ばす。相手が近づいてきたら持ち上げる、把瑠都クレーンで叩き潰す。そして最後は把瑠都ハンマーで仕留める。このパターンで勝ちを狙います。やるからには(総合格闘技の)頂点を目指すぐらいの意気込みで」

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 14日から1週間、富山で山籠もりを行い、最後の仕上げに入る把瑠都。順調に練習を消化し、表情からは自信がうかがえる。
「バンナのパンチはもらわない。殴られる怖さもない。何が怖いかわからない。3Rまでは
考えていない。1分で(倒せれば)いいかな」

 スーパーヘビー級同士の派手な殴り合いが期待できそうだ。

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