マット・ハーディ王座返り咲きへ始動！TNAインパクト・レスリング

(C)TNA

　10月14日（現地時間・放送日）に放送された『Impact Wrestling』は、TNA年間最大興行「バウンド・フォー・グローリー」で新TNA世界ヘビー級王者になったマット・ハーディに対し、前王者イーサン・カーター?が、マットの弟ジェフがレフェリーで不公平だった事、直前で契約にない3WAYマッチにされた事を理由にマットの王座は無効と裁判に訴えた事から、混乱を収めるためにマットは王座を返上した事を受けてスタートしたワールド・タイトル・シリーズが白熱した。4人ブロック制でリーグ戦を行い、リーグ突破した者たちで、王座を争うという事になる。
　今回は、新たなグループとして、TNAオリジナル（TNA生え抜き）、タッグチームスペシャリスト、フューチャー（若手）というブロックが発表され、タッグチームスペシャリストには、なんと王座を返上したマット・ハーディが参加。まずは、デイビー・リチャーズに勝利し、1勝をあげ、王座を奪い返す為、まず一歩前進した。

　もっとも盛り上がったのは、やはりTNAオリジナルで、TNAで長年、ライバルとして、タッグパートナーとして盛り上げたボビー・ルードとジェームス・ストームがメインで対戦。白熱した試合展開の末、ルードが2011年までフィニッシャーにしていたペイ・オフでフォール勝ちして、ライバル対決を制した。

■　TNA Impact Wrestling　
日時：2015年10月14日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・フロリダ州オーランド

＜ワールド・タイトル・シリーズ＞
○ボビー・ルード
　ピンフォール
●ジェームス・ストーム

＜ワールド・タイトル・シリーズ＞
○マハーバリ・シェラ
　ピンフォール
●クレイジー・スティーブ

＜ワールド・タイトル・シリーズ＞
○ロビーE
　ピンフォール
●エディ・エドワーズ

＜ワールド・タイトル・シリーズ＞
○アビス
　ピンフォール
●エリック・ヤング

＜ワールド・タイトル・シリーズ＞
○ケニー・キング
　ピンフォール
●エイデン・オシェイ

＜ワールド・タイトル・シリーズ＞
○マット・ハーディ
　ピンフォール
●デイビー・リチャーズ

電子書籍版は金曜16日発売『週刊ファイト10月22日号』に収録されました。
週刊ファイト10月22日号トランキーロ新日両国フジRIZIN黒天使長州力引退決断長瀬館長

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　『TNA消滅』の報道を巡って面白いことが起きている。WRESTLING OBSERVER主幹のデイブ・メルツアーが「TNAを死に追いやった男」と糾弾されている、というのだ。ロック界で知名度のあるスマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン新任TNAディレクターも「嘘を広めた野郎が…」と、影響力を駆使して火消しに努めていた。

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　先週6月11日号にも早速取り上げられているが、現地時間6月3日水曜夜8時からROH、9時からTNA、11時からROH再放送、12時からTNA再放送という、弱小ケーブル局DESTINATION AMERICAによる「水曜夜は4時間プロレス」実験が開始された。「私のフォローしている団体は●●、好きな選手は○○。アメプロはよく知らない」といったライト層が多数派なのではあろうが、世界最大市場で起こっていることは、いずれは我が国を直撃する。わかりやすく解説を試みる。

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憶測広がるジェフ・ジャレットTNA登場と船木誠勝WRESTLE-1退団
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　存続危機にあるTNAを、GFWが買収する噂までも飛び出すが、ダブルJの後ろにはカントリー歌手の大物トビー・キースの財力があるだけに、TNAの行方と併せてなにがどう転ぶのか。