足利也真登KO勝利『DEEP☆KICK 26』大阪~憂也&鈴木真彦8・1BLADE出陣

■ TERESA presents DEEP☆KICK 26
日時:7月26日(日)OPEN 12:00 START 12:15
会場:大阪市・アゼリア大正

150618deep150726DeepKick7Ashikaga<メインイベント 60kg契約 3分3R>
○ 足利也真登(FightClubRush)
● SHINSUKE(PLACE-K)
TKO 1R 1’55” ※3ノックダウン
 関西のリングを中心に好勝負を繰り広げる実力者・足利がメインイベントに抜擢。今年5月のDEEP☆KICK 25では、60kg級3位の是枝修平(TeamFreeStyle)を激闘の末に破っている。対するSHINSUKEは関西のHIGH SPEEDを中心に活躍、パンチ連打でなぎ倒すハードパンチャーだ。DEEP☆KICKには初参戦となる。激しい闘いが予想されるこの試合、果たして軍配はどちらに上がるのか。
 1R、まずは静かな滑り出しとなる。前に出ながらローを放つSHINSUKE。足利は右のパンチ。SHINSUKEがボディブローからローキックを放つと、足利が一気にパンチ、SHINSUKEがダウン! SHINSUKEは立ち上がるが、足利はまたすぐにパンチで2回目のダウンを奪う。なんとかファイティングポーズを見せたSHINSUKEだが、足利がさらにパンチ、3回目のダウンを奪いレフェリーがストップ。わずか1分55秒で劇的勝利を飾った。

足利 リング上コメント「小4のときに付けられたあだ名が『ヤクザ』(笑)。最後まで見ていただき、ありがとうございました。なんとかKOで勝ててよかったです。たまたまパンチが入っただけで、SHINSUKE選手は強かったです。でも自分はまだまだ、こんなもんじゃありません。次は1位の上杉(文博)選手とやりたいです。よろしくお願いします! いや、言い直します。上杉! 次、ぶっ飛ばしてやるからオレとやれや!」

足利 試合後コメント「最初、ちょっとチャンスを狙い過ぎましたけど、パンチがたまたま早く当たりました。早く倒せてよかったです。メインなので倒せたらいいなと思っていましたが、KOできてよかったです。
相手は強かったです。ほんとに、たまたま(パンチが)入っただけなので、またやりたいです。お互い豊中にあるジムなので、練習も一緒にしてみたいです。
今後の目標は、まず1位とやって、それから山口侑馬選手の持つベルトに挑戦することです。あのベルトは、多分オレが一番似合うと思います」

<セミファイナル 大阪VS愛知 55kg契約 3分3R>
△ ハト胸むな男(TeamFreeStyle)
△ 内藤凌太(SB/ARES)
判定1-0(30-29/30-30/29-29)

 昨年12月のDEEP☆KICK 23では勝利したものの、今年5月のDEEP☆KICK 25はドローに終わっているハト胸。セミファイナルを務めることと相俟って、スッキリ勝利したいところだ。対する内藤はDEEP☆KICK1勝1分。ここで勝って白星先行にしたい。
 1R、お互いローで様子を見る。ハト胸はハイキックから中に入りボディ。空いているところに飛び込んで巧く攻める。内藤は組みそうになるも、ハト胸がパンチで突き放す。ハト胸がボディをヒットさせゴング。
 2R、前に出たい内藤。しかしハト胸が前に出るパワーが上回り、内藤は思うように攻められない。飛びヒザを出すも展開を作れず攻めあぐねる内藤。終盤、内藤がコーナーに詰めてパンチ連打! しかし、ハト胸は余裕で笑いノーガード。フックを返して終了。
最終ラウンド、パンチを放って行くハト胸。内藤は手数を出すことができない。中盤から打ち合う展開となるが、ハト胸の手数が上回っている。判定は1−0でドロー。両者ともにスッキリしない結果に終わった。
 本戦は第3試合とメインイベントを除く6試合が大阪対他府県の対抗戦となった本大会。地元・大阪が北海道から九州まで全国の選手を迎え撃ったが、5勝1分で大阪が他府県を圧倒した。

<第6試合 大阪VS愛知 70kg契約 3分3R>
○ 西岡和久(NJKF/誠至会)
● アンジェロ(KILLER BEES磐田)
判定3-0(29-28/30-28/30-28)
 1R、前蹴りを多用して距離を取るアンジェロ。西岡もローで様子を見ていたが、終盤パンチで前に出る。
 2R、パンチの打ち合いでスタート。ロー中心で攻めるアンジェロに対し、西岡はパンチを打ちながらロープへ詰めるさらにコーナーへ追い込むが、両者は離れる。後半に至ると、攻め手なく下がり始めるアンジェロ。西岡はコーナーやロープに追い込んでパンチを打つ。
 3R。アンジェロに疲れが見える。西岡はパンチでたたみかけ、さらにアンジェロを後退させる。明らかにスピードの落ちるアンジェロ。西岡はパンチで前に出て優勢に。アンジェロが起死回生を狙い飛び込んで前蹴りを放つも効果なく、西岡がロープに追い込んでパンチ連打。決め手となる攻撃はできなかったものの、ジワジワと尻上がりに優勢に持ち込んだ西岡が判定フルマークで勝利。

【憂也&鈴木真彦あいさつ】
150726DeepKickYuya
 8月1日、東京・大田区総合体育館にて開催される「BLADE FIGHTING CHAMPIONSHIP」に出場する鈴木真彦(山口道場/DEEP☆KICK 55kg級王者)と憂也(魁塾/DEEP☆KICK-65kg級王者)がリングイン、ファンにあいさつした。鈴木はBLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメントにエントリー、初戦を那須川天心(TARGET/RISEバンタム級王者)と争い、憂也はスーパーファイトでUMA(K&K BOKING CLUB)と闘う。DEEP☆KICK王者の名にかけて負けるわけにはいかない両者は、ファンの前で勝利を誓った。

鈴木コメント「山口道場の鈴木真彦です。今回、8月1日にBLADEの55kgトーナメントに出ます。出る選手はみんな強いです。僕の相手は優勝候補の那須川選手ですけど、みんなの予想を裏切って勝ちます。関西DEEP☆KICKの代表として頑張ります」

憂也コメント「魁塾の憂也です。デビューからこのDEEP☆KICKで育って王者になりました。僕には、このベルトの価値を上げる責任があると思っています。大きい大会で勝って、このベルトの価値を上げていきます」

<第5試合 大阪VS愛知 60kg契約 3分3R>
○ 祐毅(TeamFreeStyle)
● BENNY(SB/ARES)
※BENNYが体調不良で棄権、祐毅の不戦勝

<第4試合 53.5kg契約 3分3R>
● 大羽理斗(SB/ARES)
○ 玖村将史(NJKF/拳聖会)
TKO 1R 3’00” ※左ミドル
 1R、お互いローで様子を見る静かな滑り出し。玖村は左ミドル、パンチから蹴りのコンビネーション。終盤、玖村が一気に攻めに転じ、コーナーでパンチ連打、大羽がダウン! 玖村は攻撃を緩めず、さらにパンチ連打。再びダウンを奪い、TKO勝利した。

<第3試合 大阪VS愛知 60kg契約 3分3R>
○ 勇人(NJKF/理心塾)
● 淳平(WATANABEGYM)
TKO 2R 1’35” ※レフェリーストップ
 1R。少々緊張しているかに見える淳平が、己を奮い立たせるようにコーナーを殴り飛びだす。勇人は左右のパンチを出しながら前へ。手数を見せていく。勇人がロープに追い込み打ち合いとなるが、ブレイク。続いて勇人がコーナーに詰めてヒザを打ち込む。再びブレイク。勇人はパンチ、バックハンドなど多彩な技で前に出る。勇人が攻めて終了。
 2Rも開始すぐから勇人が前に出て行く。淳平もローを返すが、勇人がコーナーに追い込んでパンチ連打、淳平がダウン! カウント8で立ち上がる淳平だが、勇人がさらにコーナーでラッシュ、淳平ダウン! レフェリーが試合を止め、勇人が勝利した。

<第2試合 大阪VS北海道 63kg契約 3分3R>
○ 西岡蓮太(龍生塾)
● 中井 奏(士道館札幌道場)
TKO 2R 0’58” ※タオル投入
 1R、ゴンタ顔で中井を睨みつける西岡。ミドルキック、前蹴り、パンチ、右ハイキックと猛攻。中井は中に入りづらそう。西岡は左右ボディをうまく入れる。終盤、ようやく少しタイミングをつかみ始めた中井だが、西岡のパンチがヒットしダウン。終了間際にも西岡がパンチをダウンを奪い、中井が立ったところでゴング。
 2Rも西岡が積極的に手数を出していき、パンチでダウンを奪う。さらにダウンさせると、中井のセコンドがタオルを投入。わずか1分足らずで西岡が勝利した。

<第1試合 大阪VS九州 52kg契約 2分3R>
○ 多田愛里(多田ジム)
● 妃乃(武湧会)
判定3-0(30-28/30-28/30-28)
 1R、お互いにローキックなどで様子をうかがう。多田がコーナーへ追い込み、パンチを打つが、妃乃は脱出。打ち合うシーンも見られたが、目立った展開なく終了。
 2R、開始すぐに打ち合う両者。組んでヒザを打ち合う。自分のペースで闘う多田に対し、妃乃は中盤からリズムをつかんで来た様子。ロープに押し込んでパンチ、蹴り、アッパーと攻める。
 3R、お互い攻め、打ち合うが、全ラウンドを通して自分のペースと距離で闘った多田が3−0で勝利。リング上で歓喜の涙を流した。

【オープニングファイト】
<第2試合 28kg契約 2分2R>
● 伊藤千飛(伊藤道場)
○ 中野泰成(大原道場)
判定1-2(19-20/19-20/20-19)
 中野がスピードのあるパンチで攻める。伊藤も前に出るものの、中野は身体を振りフェイントをかけるなど、なかなかの勝負師ぶりが垣間見える。2Rは組む場面が多くなるも、最後まで攻め切った中野が勝利した。

<第1試合35kg契約 1分30秒2R>
● 加藤颯人(山口道場)
○ 地引拓馬(一心会)
判定1-2(19-20/19-20/20-19)
 1R、開始直後から激しく打ち合う両選手。1R終盤で加藤が少々下がる場面もあるが、加藤、地引ともに一歩も譲らず打ち合う。
 2R。1Rの頑張りからかお互いに疲れが見え、組む場面が多くはなるものの、両選手ともに負けん気を見せ、最後まで前に出る気持ちを見せた。判定は2−1と地引に軍配が上がったが、一所懸命、闘う2人の小さなキックボクサーたちに、大きな拍手が送られた。
(レポート:佐佐木澪)

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