ハルク・ホーガン、WWEから契約解除!「差別発言」が原因か !?

 WWEがハルク・ホーガンとの契約解除を発表した。WWEからは正式な理由は発表されていないものの、過去に黒人差別する発言を行なっていた事が発覚した為と海外のニュースサイトでは報じられている。英BBCの海外向けワールドニュースでも、テロップでオバマのケニア訪問、トルコによるIS拠点襲撃といったニュースと共に[ WWE TERMINATES HULK HOGAN’S CONTRACT ]と繰り返し流している。

 今回の問題となったと言われる発言は過去のラジオ番組など複数が指摘されているが、本命は一般には公開されていない盗撮されたVIRの中の発言と言われている。娘ブルックの歌手としての売り込みの話し合いでの発言で、当時、ブルックに黒人系の彼氏がいた為らしい。ホーガンが、娘ブルックを溺愛しているのは有名な話で、ステージパパとして娘を歌手として売り出す為なら何でもするという感じだ。その為、ブルックに彼氏が出来ると、不機嫌になり、相手の人種とか関係なく悪く言う、恋愛を妨害するのは昔からである。今回の発言もホーガンが娘を愛する父親故の暴走であり、人種差別主義者という訳ではない。しかも盗撮されたものであるのなら公での発言ではないし、同情されるべきであろう。そもそも、その盗撮ビデオにしても、あの2012年、プライベートでのセックスシーンがインターネット上に流出するというスキャンダルの時の一部で、流出犯と掲載したゴシップサイトをホーガンは1億ドルの損害賠償を求める訴訟を起こしていた。最近、和解が成立したのだが、その腹いせに、セックスとは関係ない部分を流出させようという動きがあったようで、つまりホーガンは逆恨みの被害者と言ってもいいだろう。

 実際、ホーガン本人も「8年前に攻撃的な自分の信念に反する言葉を使ってしまい失望している。謝罪したい」と謝罪を発表しており、早速、黒人で元NBAのスーパースターで、WCWではホーガンと組んでプロレスでも大活躍したデニス・ロッドマンらが、「ホーガンは差別主義者ではない!」と弁護するコメントを出している。
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ホーガンを庇う為、ツイッターに上げられた画像。黒人とこの様に仲良くしているホーガンが差別主義者ではない証明となっているだろう。

 今回の件では黒人差別問題が絡んでいるが、その黒人レスラーの代表と言えるボボ・ブラジルに関して『マット界舞台裏』最新号で寺内1/2兵衛記者が、記事を書いているので併せてご覧ください。人種差別の激しいアメリカを離れ、人種差別のないブラジルに行きたいと子供の頃から思っており、それをリングネームにしたボボ・ブラジルの記事を寺内記者の原稿で読めば、この問題を更に深く知る事が出来るだろう。

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