(C)Photo Courtesy of UFC
2015年7月15日にカリフォルニア州サンディエゴで『UFC Fight Night 71: Mir vs. Duffee』が開催された。
今大会のメインはなんと言ってもヘビー級戦。元UFCヘビー級王者フランク・ミアと豪腕トッド・ダフィが対戦するという夢のカードが組まれたのだった。アントニオ・シウバをKOして復活したミアに対し、現在3連勝中、それもすべてKOで勝利している。シウバは打撃で葬ったものの、ダフィ相手にも打撃でいくのか?それとも得意の寝技に引き込むのか?ミアの戦法が注目された。試合は、なんとスタンド打撃の展開で、ベテランのミアが膝蹴りも駆使して攻めるという展開。その後、ダフィも打撃を返すが、ミアが、打ち合いのカウンターで左フック!これがダフィの顎をとらえ一撃でダウンを奪い、レフェリーがストップ。ミアが下馬評を覆し、豪快なKO勝ちで勝利した。
また、前座では、日本でも活躍したハニ・ヤヒーラが金原正徳を接戦で下し、見事に勝利した。
■ UFC Fight Night 71: Mir vs. Duffee
日時:2015年7月15日
場所:アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ
<ヘビー級/5分5R>
○フランク・ミア
1R 1分13秒 KO
●トッド・ダフィ
<ライト級/5分3R>
○トニー・ファーガソン
判定 3-0
●ジョシュ・トムソン
<女子バンタム級/5分3R>
○ホーリー・ホルム
判定 3-0
●マリオン・レノー
<バンタム級/5分3R>
○スコット・ヨルゲンセン
判定 3-0
●メニー・ガンブリアン
<ライト級/5分3R>
○ケヴィン・リー
1R 2分56秒 リアネイキドチョーク
●ジェイムズ・ムーンタスリ
<ウェルター級/5分3R>
○アラン・ジョウバン
判定 3-0
●マット・ドゥワイヤー
プレミアムカード
<フェザー級/5分3R>
○サム・シシリア
判定 3-0
●ヤオツィン・メザ
<女子バンタム級/5分3R>
○ジェシカ・アンドラジ
判定 3-0
●サラ・モラス
<バンタム級/5分3R>
○ハニ・ヤヒーラ
判定 2-1
●金原 正徳
<ウェルター級/5分3R>
○ショーン・ストリックランド
判定 3-0
●イゴール・アラウジョ
<ミドル級/5分3R>
○ケヴィン・ケイシー
判定 3-0
●イルデマール・アルカンタラ
<ウェルター級/5分3R>
○ライマン・グッド
2R 3分37秒 TKO
●アンドリュー・クレイグ
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▼シュワちゃんが”マクレガーミネーター”と呼ぶKO男が暫定王座獲り
Photo Courtesy of UFC Text by 稲垣 收
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