イーサン・カーターⅢがカート・アングルを破り新王者!TNAインパクト・レスリング+6・28リーガ・エリテ

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 2015年7月1日に放送された『Impact Wrestling』は、「Bell To Bell」と銘打った特別大会だったが、そこで衝撃的な事件が起こった。なんとTNA世界ヘビー級王者であるカート・アングルが、イーサン・カーターⅢに敗れ、王座が移動、イーサンが新王者となったのだ。

 もともと、社長であるディクシー・カーターの甥という設定でヒールで登場したイーサン。当初は社長の七光りのへたれヒールだったが、チーム・ディクシーが実質、解散後、仲間であったロックスター・スパッドを馬鹿にして攻撃を繰り返し、更にアングルの王座を奪うべく、用心棒のタイラスと共に試合に乱入を繰り返していた。これに業を煮やしたアングルは遂にイーサンの挑戦を受ける事になった。

 そして、試合がスタート。会場からは大アングルコールと、EC3は糞だというブーイングが飛び交う。アングルがその声援に応えるようにスープレックスを連発!更に、スープレックスからアングルスラムの必勝パターンを決めるが、それでもイーサンはなんとかカウント2で返したのだった。そして、試合に巻き込まれてレフェリーがこん睡状態に。これをチャンスとイーサンの用心棒タイラスが乱入し、アングルを攻撃、そしてイーサンが必殺技ワン・パーセンターを決めるが、アングルはこれを根性で返したのだった。信じられないという表情をするイーサン。そしてタイラスが椅子をもって乱入しようとするが、流石にレフェリーが制し、なんとセコンドにつく事を禁止してしまった。これで完全に1対1となってしまった。アングルは必殺のアンクルロック。これで勝負あったかに思われたが、イーサンは必死で耐え、なんとか脱出。アングルはここで仕留めようとアングルスラムを仕掛けるが、これをイーサンが切り返し、丸め込みでフォール勝ち。まさかの逆転でイーサンがアングルを破り新王者となった。

■ Impact Wrestling 
日時:2015年7月1日(放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<TNA世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
○イーサン・カーターⅢ
 ピンフォール
●カート・アングル(王者)
※イーサン・カーターⅢが新王者

<ノックアウツ王座3WAYマッチ>
○タリン・テレル(王者)
 ピンフォール
●アメージング・コング(挑戦者)、ブルック(挑戦者)

<TNAタッグ王座決定5番勝負最終戦 アイアンマンマッチ>
○ザ・ウルブス
 2-1
●ダーティー・ヒールズ
※ザ・ウルブスが新王者

<チーム対抗戦>
○BDC
 ピンフォール
●ザ・レボリューション

 2015年6月28日にメキシコ・アレナメヒコで『リーガ・エリテ』が開催された。
 このリーガ・エリテはインディ団体だがCMLLと友好関係にある為、聖地アレナメヒコで興行し、選手もCMLLのトップ選手が参戦する。しかし、普段はCMLLに出場しない大物も参戦するので豪華なものとなっている。メインではCMLLではテクニコ(善玉)であるボラドールJr.とルーシュが、それぞれ元WWEのスーパースターであるエゼキエル・ジャクソン、シェルトン・ベンジャミンと対戦し、ボラドールJr.組が勝利している。
 またセミファイナルでは、CMLLのレジェンドであるアトランティス、ウルティモ・ゲレーロが、現在はフリーで活躍するレジェンド、オクタゴン、フエルサ・ゲレーラとそれぞれ組んで対戦。抗争中の大物レジェンド同士が組んでのタッグは盛り上がったようだ。

■ リーガ・エリテ(ALL EITE)
日時:2015年6月28日
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<タッグマッチ>
○ボラドールJr.、エゼキエル・ジャクソン
 ピンフォール
●ルーシュ、シェルトン・ベンジャミン

<タッグマッチ>
○アトランティス、オクタゴン
 ピンフォール
●ウルティモ・ゲレーロ、フエルサ・ゲレーラ

<タッグマッチ>
○エルナンデス、フービー
 ピンフォール
●コルレオーネ、ラ・マスカラ

<タッグマッチ>
○エチセロ、スペル・クレイジー
 ピンフォール
●スンビー、エディ・カラオウイ

電子書籍版はマット界舞台裏7月9日号新日顧客情報流出ジョシュ&ムサシUFCジャパン佐野魂&巌流島両国に掲載されました。

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 存続危機にあるTNAを、GFWが買収する噂までも飛び出すが、ダブルJの後ろにはカントリー歌手の大物トビー・キースの財力があるだけに、TNAの行方と併せてなにがどう転ぶのか。

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