ジェフ・ジャレットがキング・オブ・マウンテン制覇!6・28『TNA スラミバーサリーXIII』

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 2015年6月28日にフロリダ州オーランドでTNAのPPV大会『TNA スラミバーサリーXIII』が開催された。今大会には、TNA創始者にして一度は決別したジェフ・ジャレットが電撃復帰、自らのニックネームとなっているキング・オブ・マウンテン戦に参戦した。このキング・オブ・マウンテン戦はチャンピオンベルトを持ってハシゴを上り、天井に吊るしたら勝利といういわばラダー・マッチの逆バージョン。また、3カウントまたはギブアップを奪われると、3分間リング外に用意された檻の中で待機していなければならないという特殊ルール。ジャレットはこの試合形式を得意としている。
 カレン・ジャレットを引連れて最後に入場してきたジェフ・ジャレットは大ハッスル。マット・ハーディ、エリック・ヤング、ドリュー・ギャロウェイ、ボビー・ルードらを蹴散らしフレアー・ウォークを見せてノリノリ。しかし、その直後に丸めこまれ檻に入るのもご愛敬だ。その後も、ルードにギターショットを見せ、最後は全員が瀕死状態の中、エリック・ヤングに競り勝ち、ハシゴを昇りベルトを吊るして完全勝利。まさにニックネームの通り、キング・オブ・マウンテンの実力を見せつけた。試合後には自分の子供達をリングの上げて、ジャレット一家大勝利という感じだった。

 また、セミファイナルでは、極悪ヒールと化してカート・アングルの持つTNA世界ヘビー級王座を奪う事に燃えているイーサン・カーターⅢが、タッグマッチでボビー・ラシュリー、ミスター・アンダーソンと対決。なんとラシュリーからフォールを奪う金星で、王座獲りを猛アピールした。

 ジェームス・ストームとマグナスはテーブルなどが入り乱れた大乱戦。両者とも自殺ダイブ連発で会場を沸かせていた。

■ TNA スラミバーサリーXIII
日時:2015年6月28日
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<キング・オブ・マウンテン>
勝者:ジェフ・ジャレット
マット・ハーディ、エリック・ヤング、ドリュー・ギャロウェイ、ボビー・ルード

<タッグマッチ>
○イーサン・カーターⅢ、タイラス
 ピンフォール
●ボビー・ラシュリー、ミスター・アンダーソン

<非合法マッチ>
○ジェームス・ストーム
 ピンフォール
●マグナス

<ハンディキャップマッチ>
○アメージング・コング、ブルック
 ピンフォール
●ザ・ドールハウス

<シングルマッチ>
○オースチン・エリーズ
 ピンフォール
●デイビー・リチャーズ

<ストリートファイトマッチ>
○グラム
 ピンフォール
●マット・モーガン

<シングルマッチ>
○ロビーE
 ピンフォール
●ジェシー・ゴッダーズ

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