写真追加セス・ローリンズ4WAYを制して王座防衛！5・17WWE PPV「ペイバック」速報

　2015年5月17日にメリーランド州ボルチモアでWWE PPV「ペイバック」が開催された。
　メインは、WWE世界ヘビー級王座戦だが、なんと4WAYマッチとなった。王者であるセス・ローリンズは、悪の権力側オーソリティのメンバーだが、傲慢な態度で振る舞いながら、実際の行動があまりにヘタレ過ぎる為、同じオーソリティメンバーで番組を取り仕切る責任者ケインも呆れてしまい、敢えて厳しい王座戦として、ランディ・オートン、ローマン・レインズ、ディーン・アンブローズとの4WAYマッチに決めてしまったのだ。当然、ローリンズは激しく抗議するが、普段から、自分は戦う王者だとうそぶいていただろと、突っ込まれ、試合をするハメになってしまった。

　試合は、4人だけでなく、ケイン、そしてローリンズの子分であるJ&Jも乱入し、壮絶なものとなった。その中で、なんと現在は敵対しているローリンズとレインズ、アンブローズが共闘し、ザ・シールド復活？という場面もあったが、当然、レインズ、アンブローズは信用出来ないローリンズを攻撃。再び4人が入り乱れた混戦となった。そんな中、ケインがレインズ、ローリンズを攻撃し、戦線離脱させ、オートンとローリンズの一騎打ちとなった。しかし、当然、ケイン、J&Jがローリンズに加勢。オートンは、次々に乱入者をPKOで仕留めるが、4対1で、最後はローリンズが、なんとトリプルHの必殺技、ペディグリーでフォール勝ち。ここで、まさかの技を使ったローリンズが王座防衛で、オーソリティのボスであるトリプルHが祝福。またしても権力側が勝利し、バッドエンドとなってしまった。

　注目されたUS王座戦、アイ・クイット・マッチは、自ら降参しないと試合が終わらない過酷なもので、アメリカの誇りをかけて戦う王者ジョン・シナは、世界の平和を乱す極悪なロシア人（ギミック）のルセフと大乱闘。反則負けはないので、お互いに場外で激しくやり合い、なんと、シナはルセフをパイロに投げ込むという壮絶なものとなった。最後は、ロープを使ったシナのSTF、ルセフがロシア語で叫び声をあげると、ルセフのマネージャーであるラナが、ロシア語でアイ・クイットと言っていると告げ、シナが、アメリカが完勝した。ルセフは、ラナが勝手に降参したと怒りをあらわにしていたが、このまま２人はけんか別れするのだろうか？