ブリー・レイ電撃復帰!カート・アングル王座防衛!TNAインパクト・レスリング

(C)TNA

 2015年5月8日に放送された『Impact Wrestling』では、聖地フロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオでの収録はいつもの事だが、なんとライブ、生放送となった。そして生放送に合わせてサプライズが発生したのだった。

 番組冒頭、カート・アングルの保持するTNA世界ヘビー級王座に挑戦するエリック・ヤングがアピールをはじめると、そこになんと、ブリー・レイ(ババレイ・ダットリー、ブラザー・レイ)が現れたのだった。ブリー・レイは、去年までTNAを主戦場にして王者にもなっていたが、離脱。そしてWWEの「ロイヤルランブル2015」にサプライズ参戦。しかし、そのままWWE復帰にはならず、一夜限りのスポット復帰となった。その後、インディー団体でディーボンと共にチーム3Dとして試合していたが、あのジェフ・ジャレットの新団体GFWに元TNAの大物として参戦するという噂もあった。それが、古巣TNAに電撃復帰、観客は「ウェルカムバック」と迎え入れたのだ。

 そしてブリー・レイは、今日のアングル対ヤングの王座戦のスペシャルレフェリーとなることを発表。ブリー・レイはTNAマットでベビーフェイスとして活躍した事もあれば、極悪ユニット「エイシズ・アンド・エイツ」のリーダーとして悪の限りを尽した事もある。今回はどちらの顔で出るのか注目された。

 そしてメインで行われたタイトルマッチ。なんとブリー・レイは正義のレフェリーとして裁き、ヤングが所属する超党派ヒールユニットBDCが介入しようとしても、それを阻止するのだった。これに対し、ヤングはなんとレフェリーのブリー・レイの股間を強打。これで悶絶している隙に、BDCがアングルをリンチするも、TNAベビーフェイス勢も現れBDCを駆除したのだった。ヤングは、この隙にブリー・レイにパイルドライバーで仕留めようとするも、ブリー・レイが切り返す。そして、アングルとヤングは一騎打ちとなり、最後はアングルが必殺のアングルロック!がっちり極まってアングルが見事に勝利となった。王座防衛を果たし、アングルを腕を高々とあげるブリー・レイ。ブリー・レイはこのまま本格復帰を果たすのか?それともサプライズの一夜限りの復帰なのか?今後のTNAマットから目が離せないだろう。

■ Impact Wrestling 
日時:2015年5月8日(放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<TNA世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
○カート・アングル(王者)
 ストレッチャー固定
●エリック・ヤング(挑戦者)

<ハンディキャップマッチ>
○ザ・ドールハウス
 ピンフォール
●ゲイル・キム、アメージング・コング

<シングルマッチ>
○ドリュー・ギャロウェイ
 ピンフォール
●MVP

<シングルマッチ>
○イーサン・カーターⅢ
 ピンフォール
●ミスター・アンダーソン

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