佐野魂で越年～佐野直×KENSO張り手合戦！年明けは大仁田でファイヤー！

　激動の2014年、最後を締め括ったのは「佐野魂」だ。23時の開場を前に、会場となった新木場1st RINGの前にはプロレスで年越しをしようと、多くのファンが集まった。
そして、その瞬間は、第2試合、矢野啓太、野村龍之介組 vs. MITSUMOTO、ピンクタイガー総帥withキラ☆アン組の最中にやって来た。
「ハッピー・ニュー・イヤー！」
　MITSUMOTOが、場外の矢野啓太、野村龍之介組に向かってダイブに合わせて、2015年の幕開けだ。一瞬だけ、闘いを忘れ、観客と一体となり新年のお祝いムードで盛り上がる。佐野魂にとっては、今年は夏へと向けて勝負の年だ。その2015年一発目の興行としては、客入り、盛り上がり共に、幸先よいスタートだ。
　セミファイナルには、大仁田厚も出場、ストリートファイトで大暴れ。場外乱闘、有刺鉄線バット、机の上でのパイルドライバーと、館内は興奮の坩堝と化し、よりヒートアップ。最後はチームから分断され孤立したシバターが大仁田組3人に捕まり集中砲火を浴び撃沈！試合後、例により、熱狂的な大仁田ファンがリングを取り囲み、聖水を浴び大熱狂！
　興奮冷めやらぬリングで、この日のメイン、プロレス佐野魂vs全日本プロレス・DK頂上決戦と題し、佐野直 vs. KENSOが行われる。共に張り手を得意とする両雄だけに、試合は激しい殴打戦となったが、体格に勝るKENSOが押し気味の展開に。最後は、KENSOのダイビング・エルボードロップが炸裂！大事な年、敗戦のスタートとなってしまったが、試合後、マイクを持った佐野は
「2015年最初から、プロレスをやったという気分だ。今年は大きな勝負に出ます。」と言えばファンより拍手と歓声が上がる。
　尚も続ける佐野。「軽く、ここの規模の30倍の大きさで勝負します。皆様も一緒に勝負しましょう。」とファンに協力を要請しながらも、自ら新たに決意を固めているかのようであった。

■　佐野魂『佐野魂年越しプロレス。忘年会〜新年会ちゃもですぅ』
日時：2014年12月31日（水）開場:23：00　　開始:23：30
会場：新木場1st RING　

＜第7試合　プロレス佐野魂vs全日本プロレス・DK頂上決戦シングルマッチ60分1本勝負＞
●佐野直
　15分7秒、ダイビング・エルボードロップ⇒片エビ固め
○KENSO

＜第6試合ストリートファイト6人タッグデスマッチ時間無制限1本勝負＞
大仁田厚、○矢口壹琅、保坂秀樹
　12分23秒、オリンピック予選スラム⇒片エビ固め
ミスター雁之助、葛西純、●シバター

＜第5試合シングルマッチ30分1本勝負＞
○丸山敦
　11分55秒、バズソーキック⇒片エビ固め
●よしえつねお

＜第4試合　佐野魂軍vs侵略軍5vs5イリミネーションマッチ時間無制限＞
○<佐野魂軍>小仲＝ペールワン、SUSUMU、○翔太、ドミンゴ、ガッツ中村
　16分38秒、佐野軍一人残り
●<侵略軍>リッキーフジ、怨霊、●ジ・ウインガー、長瀬館長、タケシマケンヂ
※退場順①1分33秒、翔太②2分0秒、タケシマ③3分57秒、ドミンゴ④7分18秒、リッキー⑤8分9秒、小仲⑥12分39秒、館長⑦13分56秒、ＳＵＳＵＭＵ⑧16分38秒、ウィンガー、怨霊

＜第3試合　シングルマッチ30分1本勝負＞
○バッファロー
　5分1秒、ラリアット⇒片エビ固め
●木原文人

＜第2試合　ルチャ・リブレタッグマッチ時間無制限3本勝負＞
●矢野啓太、野村龍之介（1-2）○MITSUMOTO、ピンクタイガー総帥withキラ☆アン
①●野村（2分3秒、高角度前方回転エビ固め）○ピンク
②○矢野（1分45秒、ゆりかもめ・改）●ピンク
③●野村（7分53秒、レインメーカー⇒片エビ固め）○MITSUMOTO