リョート・マチダ快勝！12・20『UFC Fight Night 58: Machida vs. Dollaway』+クロアチア『FFC – Final Fight Championship 17』速報

　2014年12月20日にブラジル・サンパウロで『UFC Fight Night 58: Machida vs. Dollaway』が開催された。前回、ベルトをかけてミドル級王者のクリス・ワイルドマンに挑んだが、惜しくも判定で敗北してしまったリョート・マチダ。今回はUFC2連勝で勢いに乗ってきているCB・ダラウェイとなる。
王座奪取を狙う両者にとって負けられない戦いとなるが、果たして勝つのはどちらだ？そして試合は、なんと秒殺勝利となった。スタンドでの攻防でマチダの左キックが、ダラウェイの胸元に命中。これでひるんだダラウェイにマチダが、パンチラッシュ。ダラウェイは崩れ落ち、マチダが追撃のパウンドでレフェリーがストップ。マチダが見事なTKO勝利で、ブラジル大会のメインを飾った。
　
　更に、ベラトールに移籍したクイントン・ランペイジ・ジャクソンがUFCに復帰する事も正式にアナウンスされた。ベラトールに移籍後、また不満を漏らしていたジャクソンだが、これで古巣に復帰という事になる。

　またアンダーカードに日本の佐々木憂流迦が参戦したが、レアンドロ・イッサが佐々木をリアネイキドチョークで仕留めて一本勝ちした。

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■　UFC Fight Night 58: Machida vs. Dollaway
日時：2014年12月20日
場所：ブラジル・サンパウロ

＜ミドル級＞
○リョート・マチダ
　1R 1分02秒　TKO
●CB・ダラウェイ

＜バンタム級＞
○ヘナン・バラオン
　3R 3分53秒　肩固め
●ミッチ・ギャグノン

＜ライトヘビー級＞
○パトリック・カミンズ
　判定　3-0
●アントニオ・カルロス・ジュニオール

＜ライト級＞
○ラシッド・マゴメドフ
　3R 4分57秒 TKO
●エリアス・シルヴェリオ

＜ウエルター級＞
○エリック・シウバ
　1R 1分15秒肩固め
●マイク・ローデス

＜ミドル級＞
○ダニエル・サラフィアン
　2R 1分01秒 TKO
●アントニオ・ドス・サントス Jr.

プレミアムカード
＜ライトヘビー級＞
○マルコス・ホジェリオ・ジ・リマ
　1R 1分59秒　TKO
●イゴール・ポクライェク

＜フェザー級＞
○ヘナト・モイカノ
　2R 3分30秒　リアネイキドチョーク
●トム・ニイニマキ

＜フェザー級＞
○ハクラン・ディアス
　判定　3-0
●ダレン・エルキンス

＜バンタム級＞
○レアンドロ・イッサ
　2R 4分13秒リアネイキドチョーク
●佐々木憂流迦

＜ウェルター級＞
○ティム・ミーンズ
　判定　2-1
●マルシオ・アレッシャンドリ

＜ミドル級＞
○ヴィトー・ミランダ
　1R 4分59秒 TKO
●ジェイク・コリアー

　2014年12月20日にクロアチアで『FFC – Final Fight Championship 17』が開催された。このFinal Fight Championship は、クロアチアを中心に欧州で定期的に大会を開催している団体で過去にはミルコ・クロコップが参戦した事で有名だ。

　今大会では、元UFCヘビー級王者であり、日本のPRIDEにも参戦、一時は高田道場に所属までしていたリコ・ロドリゲスが登場。オランダ人ファイター、ディオン・スターリングとヘビー級王座決定戦を行った。ロドリゲスは現在、FFCのヘビー級エース格として参戦しているが、スターリングも最近は同じくFFCを主戦場にしている。かつて、ストライクフォースにも参戦しているが、あのダニエル・コーミエとの対戦だった為に敗れている。下馬評は衰えの目立つロドリゲスより、スターリング郵政だったが、実際にそうなってしまった。スターリングの強烈な前蹴りがロドリゲスの顎に命中しダウンを奪うなど優勢でグランドでは上になって殴る展開が続く。そして2R終了後、ロドリゲスが試合続行不可能となってスターリングがTKO勝利。見事にFFCヘビー級王者に輝くと同時に、元UFCヘビー級王者に勝利するという金星を得た形になった。

Final Fight Championshipオフィシャルホームページ

■　FFC – Final Fight Championship 17
日時：2014年12月20日
場所：クロアチア

＜メインイベント　ヘビー級王座決定戦＞
○ディオン・スターリング
　2R TKO
●リコ・ロドリゲス

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