(C)Titan FC
2014年12月19日にマサチューセッツ州ローウェルで『Titan FC 32: Green vs. Siler』が開催された。
UFC、ベラトール、WSOFに次ぐ全米第四のメジャーMMA団体として、活動するTitan FCだが、今回は新設したヘビー級とフェザー級の王座決定戦を行う予定だったが、なんとメインのヘビー級王座戦が直前で中止となった。当初、ヘビー級王座決定戦は、ジャック・メイとジョン・マドセンの間で争われる予定だった。元々はメイではなく、デイブ・ハーマンだったが、負傷欠場でUFCをリリースされたメイが代打で参戦。対するは、TUF出身でUFCでも連勝していたが、2011年にマイク・ルソーに敗れてから、2014年まで長期ブランクのあったマドセン。しかし、過去にギルバート・アイブルを打撃で葬っており、その実力は高く評価されていた。しかし、今度は、このマドセンが負傷で欠場という事になる。まさに弱り目に祟り目という感じだ。
その結果、繰り上がってメインになったのはフェザー級王座決定戦で、デスモンド・グリーンとスティーブン・サイラーが対戦。元ベラトールファイターのグリーンと、元UFCファイターのサイラーで、いわば代理戦争という感じになった。試合は、グリーンがテイクダウンを奪い圧倒。試合序盤こそサイラーもグランドで上を取り返すなど反撃を見せたものの、その後はグリーンがテイクダウンして、試合をコントロールし、大差の判定で見事に勝利。グリーンが新王者に輝いた。
■ Titan FC 32: Green vs. Siler
日時：2014年12月19日
場所：アメリカ・マサチューセッツ州ローウェル
＜フェザー級王座決定戦＞
○デスモンド・グリーン
判定 3-0
●スティーブン・サイラー
＜ウェルター級＞
○リック・ホーン
判定 3-0
●カーロ・プラター
＜ウェルター級＞
○ミラン・ジャリオ
3R 4分34秒 リアネイキドチョーク
●ライアン・クイン
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