江幡睦WKBA世界バンタム級王座戴冠！双子王者誕生～4・20新日本キック協会『TITANS NEOS 15』

一緒に入場したハダカのオトコのエンターテインメントiNDIGO BLUEと戴冠後、江幡ツインズがリングで記念撮影

　新日本キックボクシング協会の他団体との交流戦をメインとしたTITANSシリーズの『TITANS NEOS 15』が20日、東京・後楽園ホールで開催された。
　メインイベントは江幡ツインズ、双子のチャンピオンの兄・元新日本フライ級王者江幡睦（むつき）が登場。3月大会でWKBA（世界キックボクシング協会）スーパーバンタム級王者となった弟・江幡塁（るい）に続き、WKBA世界バンタム級王座決定戦として、タイのチャナエーク・ソー.マンタナーサーンチャイと争われた。
　試合は１Rからエンジン全開の睦がスピードのあるパンチとローキックで攻撃を上下に散し、ボディフックを炸裂させ、チャナエークを完全KOしてタイトル獲得に成功！　兄弟揃ってのWKBAチャンピオン奪取に成功。試合後弟・塁もリングにあがり「これからがスタート、このベルトの価値を2人で高めていき、目標とするタイのベルトを獲ります」と決意表明した。
　今大会は対抗戦よりも国際戦、ランキング戦の比重が高く、外部から参戦の池野榮司は新日本ヘビー級2位・嚴士鎔にKO負け、新垣峻太は布施木将人と引分けとなった。

■　新日本キックボクシング協会『TITANS NEOS 15』
日時：4月20日（日）　OPEN：16:45　START：17:00
会場：後楽園ホール
主催：新日本キックボクシング協会／伊原道場
認定：新日本キックボクシング協会

＜メインイベント（第12試合）　WKBA世界バンタム級王座決定戦　3分5R＞
○江幡　睦（伊原道場/前新日本フライ級王者、WKBA世界バンタム級2位）
　１RKO 1分36秒 ※ボディフック
●チャナエーク・ソー.マンタナーサーンチャイ（タイ/WKBA世界バンタム級6位）
※江幡睦がWKBA世界バンタム級王座獲得

＜セミファイナル（第11試合）　日本ヘビー級　3分3R＞
○松本哉朗（藤本ジム/日本ヘビー級王者）
判定3－0（30－28、30－28、30－28）
●チョン・スンショク (Phoenix gym）

新日本ウェルター級王者・緑川創はタイ選手を１RでKO、ムエタイ王座奪取の気勢を上げた

＜第10試合　70.0kg契約　3分3R＞
○緑川　創（藤本ジム/日本ウェルター級王者）
　1RKO 2分00秒 ※右ストレート
●ダオノーイ・モープーワナー（タイ）

＜第9試合　73Kg契約 3分3R＞
○喜多村　誠（伊原道場新潟支部/日本ミドル級王者）
　判定-0（30-29、30-29、29-29）
●ゲンナロン・ブリザードジム（タイ/元M-1ウェルター級王者、元BBTV認定ウェルター級王者、元プロボクシングWBF豪州ウェルター級王者）

＜第8試合　58.5㎏契約　3分3R＞
○瀬戸口勝也（横須賀太賀/日本フェザー級1位）
　3RKO 1分59秒 ※左フック
●兼子ただし（伊原道場/日本フェザー級2位）

＜第7試合　67.5K契約 3分3R＞
●渡辺健司（伊原道場稲城支部/日本ウェルター級2位）
判定1-2（29-30、29-30、29-28）
○マキ・ヒンレックファイ（真樹ジム愛知）

＜第6試合　ヘビー級 3分3R＞
○嚴士鎔（伊原道場/日本ヘビー級2位）
　2RKO 1分50秒 ※右肘、池野に2R右肘でダウン有
●池野榮司（池野道場/R.K.S.リアルカクトウスピリッツWclutchダブルクラッチヘビー級タイトル初代チャンピオン）

＜第5試合　日泰国際戦57.5Kg契約 3分3R＞
○拳士浪（治政館/日本フェザー級3位）
　3RKO 3：00 ※パンチ
●ゲーンペット・ソージャッキー（タイ/アマチュアボクシング学生タイ王者）

＜第4試合　55㎏契約　3分3R＞
●AKIHIRO（ビクトリー/日本バンタム級6位）
　1RKO 0分47秒 ※バックブロー
○王子（横須賀太賀）

＜第3試合　59kg契約　3分2R＞
△布施木将人（藤本ジム）
　引分0-1（19-19、19-19、19-20）
△新垣峻太（TOP fighter）

＜第2試合　51㎏契約　3分2R＞
○保刈雄大（トーエル）
　判定2-0（20-19、20-18、19-19）
●ウォンボムキョク（韓国）

＜第1試合　日本ミドル級　3分2R＞
○徳王（伊原道場）
　判定3-0（20-17、20-17、19-18）※佐藤に1Rダウン有
●佐藤勇太（横須賀太賀）

新日本ミドル級王者・喜多村誠はゲンナロンのインサイドワークに苦戦するも判定2-0で辛勝(左)
新日本フェザー級ランキング戦では1位の瀬戸口勝也がカリスマトレーナーとして名を馳せる2位・兼子ただしを3R左フックでKO

大会の全容と詳細は、マット界舞台裏5月1日号全日三冠混沌ピーター・メイビア橋本大地WKBA江端睦+魔界少女拳に収録されました。