蛍光灯乱舞-宮本裕向&木高イサミx竹田誠志、A・小林寒中氷攻めの刑!ムーの萩の月降臨~大日本仙台

 「年間最大のビッグマッチ」12・21横浜文体大会のメインカードであるデスマッチ選手権の前哨戦として、12・7仙台のメインではタッグながら蛍光灯デスマッチで宮本裕向とアブドーラ・小林が激突した。
 開始早々から場外乱闘で大荒れとなったが、リングに戻ってからも蛍光灯による攻防で破片が吹き飛ぶ大荒れの展開。額を蛍光灯で切りつけられた小林は大流血に追い込まれたものの、二人掛かりの蛍光灯による攻撃をかわしてネックブリーカードロップを決めて反撃。
 だが連携では一枚上手のヤンキー二丁拳銃は、ラフファイトだけではなくコブラツイストと卍固めのセッションというBI砲を彷彿させる攻撃も見せて展開を優位に進め、最後は木高が源之助クラッチを切り返してのエビ固めで小林を仕留めた。

 小林は「宮本には負けてねえからな」と足掻いてみせたものの、前哨戦での負けは揺るぎない事実。試合後に極寒の会場外に飛び出し、三越仙台店前でコスチュームを脱ぎ捨ててパンツ一丁となり、「猪木さんとシンは新宿の伊勢丹前で乱闘したけど、俺は仙台三越前でやってやるからな!」と豪語して、約束通りのアイスバケツチャレンジを敢行して、横浜での雪辱を誓った。

 注目の第4試合開始早々、『ムーの萩の月』ティーチャーの植木は「気」を送るものの、相手の星野には届かず。逆に攻撃一発でダウンしてしまうという最悪のスタートとなったが、徐々にエンジンがかかってきた展開。
 ボーリングの球に念を送ってバラモン兄弟のダブルの攻撃に加勢して、さらには「徐行」標識による連携に割って入り、場内を大爆笑に陥れて調子に乗ったティーチャー植木はトップロープからの拳銃攻撃で星野を撃退しようとしたが、星野が接吻で切り返して土壇場で大逆転。
 最後は星野勘九郎がダイビング・セントーンで『ムーの萩の月』を破った。

■ 大日本プロレス
日時:12月7日(日) 17:30開場・18:00開始
会場:仙台Rensa 観衆165人(満員)

【試合結果】
141207BJW_2703141207BJW_2708141207BJW_2709<メインイベント デスマッチヘビー級王座前哨戦 蛍光灯タッグデスマッチ 30分1本勝負>
宮本裕向 ○木高イサミ 
 15分15秒 源之助クラッチを切り返す⇒エビ固め
●アブドーラ・小林 竹田誠志

141207BJW6A141207BJW6B_2608<セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
○関本大介
 12分11秒 ジャーマンスープレックスホールド
●忍

141207BJW5<第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○佐藤耕平 丸山敦 
 12分2秒 パイルドライバー⇒片エビ固め
ツトムオースギ ●ヘラクレス千賀

141207BJW4A141207BJW4B_2411<第4試合 ムーの萩の月降臨 ハードコア6人タッグマッチ 30分1本勝負>
伊東竜二 星野勘九郎○ 稲葉雅人
 13分10秒 ダイビング・セントーン⇒片エビ固め
バラモンシュウ バラモンケイ ●植木嵩行

<第3試合 有刺鉄線ボードデスマッチ 30分1本勝負>
○“黒天使”沼澤邪鬼 
 8分2秒 有刺鉄線ボード上への絶体絶命式DDT⇒体固め
●高橋匡哉

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○河上隆一 橋本和樹
 9分5秒 ハリケーンドライバー⇒片エビ固め
●塚本拓海 神谷ヒデヨシ

<オープニングタッグマッチ 20分1本勝負>
○谷口裕一 関札皓太
 11分48秒 グラウンド抑え込み
大下敢 ●佐久田俊行

大会の全容と詳細は、マット界舞台裏12月18日東京ドーム榊原信行Kパテラ貴闘力Pan最強WAVE仙台BJW愚連隊ROHに収録されました。

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