「心臓の鼓動が止まっても魂は永遠に」Uウォリアー追悼RAW　インターコンチ王座挑戦権トーナメント

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　現地時間14日夜、3時間強のRAW生中継が放送され、当然急遽、内容はアルティメット・ウォリアーの追悼大会となった。
　冒頭にはビンス・マクマホン会長ら選手全員がひな壇に登場。殿堂入り40分スピーチにて図らずも述べた「心臓の鼓動が止まっても魂は永遠に」の箇所や、7日夜RAWでの「不滅伝説を作ったのは君たちのことだ」の音声が使われ、カラフルな超合金戦士のオマージュ映像が流される素晴らしいトリビュートとなっていた。
　ウォリアーと言えばインターコンチ王者の白いベルトの印象が強かったこともあり、急きょ組まれたのが8選手参加の王座挑戦者決定一回戦だ。準決勝はレッスルマニアでの大巨人杯優勝の記憶が新しいスイスのセザーロvs.ロブ・ヴァン・ダム、シェイマスvs.”Bad News”バレットが生き残っている。

　トリのメインイベントではトリプルHら体制側を裏切り善玉組になった正義の楯ザ・シールドの3人が、会社からの刺客11選手と闘う異例の試合形式。当然、多勢に無勢でシールドがダウンしたところに、トドメとばかりにトリプルH、バティスタ、ランディ・オートンまでもが制裁に参加。再編されたヒールユニットEVOLUTIONの実力を誇示する悪夢のエンディングとなる。to be continued（次回お楽しみに）ということだ。

Dブライアン大団円 Uウォリアー天国 ATブッチャー守銭奴 IGF解析～『マット界舞台裏4月17日号』

　巻頭は、マット界最大の関心事「レッスルマニア30」だ。既に、『マット界舞台裏』でも予測していた通り、ダニエル・ブライアンの大団円が実現、アンダーテイカーの連勝記録ストップというビッグ・サプライズもあり、大波乱の興行となった。ウォール街も揺るがす、世界的なビッグイベントの、詳細レポートにとどまらず、裏側も分析。
　更には、その翌日に行われたRAWでも、今後のWWEを占う意味で新たな動きが・・・殿堂入りしたばかりのアルティメット・ウォリアーの訃報は、全米に衝撃が走った。その最後の雄姿となった、WWE殿堂式典もレポートしているが、今となっては貴重な記録だ。

　「スーパー外人列伝」はアブドーラ・ザ・ブッチャー。最多来日外人レスラーであることは間違いないだろうが、異常なお金にまつわるエピソードとは・・・・
　米国はレッスルマニアで盛り上がったが、同じ頃、日本では、IGF1（5日）新日本（6日）が連日、両国国技館で興行を行った。斉藤雅治記者が両日ともに観戦し写真撮影を行ったが・・・熱気の差は歴然であった。
　理由は明白、IGF1は新ブランド立ち上げで、MMA主体と大幅に路線路線変更を行ったが、その割にインパクトに欠けるマッチメーク。一方の新日本は、これでもかと言わんばかりの豪華ラインナップ。これで差が出なければ、むしろ新日本がヤバいことになろう。
　凶と出るか？吉と出るか？新路線に一歩踏み出したIGF1の今後がどうなるのか、私自身、見守っていきたい。

　大会レポートはIGF1が斉藤記者、新日本が編集部となっており、AJスタイルズの今後の計画まですっぱ抜かれてある。情報通らによる座談会でもIGF1に鋭くメスを入れているので、こちらも合わせてご覧頂きたい。
Fb.ワールド・レスリング・アライアンス